2016年6月13日に「ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING」が発売されて以来、約2年2ヶ月ぶりに新世代へと移行しました。
新世代は「Turing=チューリング世代」と呼び「pascal世代」から「Volta世代」となるはずが一つ世代を飛び越えて「Turing世代」へと世代交代しました。
「pascal世代」→「Volta世代」( TITAN V)→「Turing世代」
「Volta世代」ではNVIDIA 「TITAN V」として登場しましたがASUS、MSIなど各メーカーから「オリジナルファンモデル」として販売されることなく、そのまま「Turing世代」へ。
簡単にスペック表を作成しました。
「DUAL-RTX2080-O8G」の特長
開封の儀
外観
「DUAL-RTX2080-O8G」をチェックする
換装の際の準備
「DUAL-RTX2080-O8G」のスコアを検証
ひと通りゲームしてみた感想
残念な点、注意する点
総評
主な仕様
関連商品
GPU | RTX 2080 TI | RTX 2080 | GTX 1080 Ti | GTX 1080 |
---|---|---|---|---|
コア数
|
4352 | 2944 | 3584 | 2560 |
ベースクロック
|
1350 MHZ | 1515 MHz | 1480 MHz | 1607 MHz |
ブーストクロック
|
1545-1635Mhz | 1710-1810MhZ | 1582 MHz | 1733 MHz |
メモリ
|
11 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 | 11 GB GDDR5X | 8 GB GDDR5X |
バス幅
|
352-bit | 256-bit | 352-bit | 256-bit |
メモリ転送レート
|
14 gbps | 14 gbps | 11 gbps | 10 Gbps |
Rays/sec
|
10 GB | 8 GB | 1.21 GB | 不明 |
RTX-OPS
|
78 T | 60 T | 不明 | 不明 |
メモリ帯域幅
|
616 GB/S | 448 GB/S | 484 GB/S | 320 GB/S |
TDP
|
225-250W | 108-210W | 250W | 180W |
?NVIDIA TURING: ASUS GeForce RTXグラフィックスカードは、Turing GPUアーキテクチャと全く新しいRTXプラットフォームを搭載しています。これによって、前世代のグラフィックスカードから性能を最大6倍引き上げ、リアルタイム・レイトレーシングとAIをゲームに提供
?DirectX 12: よりリアルなゲームのために強化された新しい視覚効果とレンダリング技術を搭載
?4K: GeForce RTXで史上最高のグラフィックスによる究極の4Kゲーミング体験を実現
?特許取得済みのウイングブレードファンは、高い風量、ノイズレベルの低減、IP5X認定防塵性能を搭載し、サイレントゲーム用の0dBモードに対応
?2.7スロットデザインにより、冷却面積は旧世代と比較して50%以上拡大
?防護バックプレートによって強化され、PCB基板のたわみや損傷を防止
?カードに144時間の検証プログラムを実施し、信頼性を確保
?GPU Tweak IIは直感的なパフォーマンス調整と温度制御を提供
本体の厚みは「2.7スロット」に肥大しました。
その分、冷却性能がグンと上がりました。
外観は「ROG-STRIX」シリーズとは違い「イルミネーションLED」は備わっておりません。
とにかくゲームが出来れば良いという方には「DUAL」シリーズは「ROG-STRIX」シリーズに比べ安価ですので手が出しやすいです。
「DUAL」シリーズの特長と言えば「大きな2枚のウイングブレード」です。
インターフェースを見てみます。
端子は「ディスプレイポート×3」「HDMI×1」と「USB Type-C」が新しく加わりました。
「USB Type-C」は将来「VR」などスマートに接続して、お楽しみいただけます。
接続ピンは「6+8」ピンです。
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
それでは「DUAL-RTX2080-O8G」の実力を見てみます。
これから「3D MARK」、「RISE OF THE TOMB RADER」、「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」のベンチマークにて測定しスコアを検証してみます。
PC構成
「Core i7」
【CPU】8086k
【マザーボード】「ROG MAXIMUS X FORMULA」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「DUAL-RTX2080-O8G」「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」
【3D MARK】
むしろ互角の性能なのが非常に残念な結果となりました。
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
「平均フレームレート」
RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」‐DX12
「平均フレームレート」
ついに「4K60FPS」に突入した新世代へと導く大きな一歩です!
惜しくも「2080」は「4K60FPS」に届かなかった。
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」-DX12
「平均フレームレート」
「DUAL-RTX2080-O8G」は「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」においては「DX11」と「DX12」ではスコアに違いがあるので載せておきます。
「RTX2080によるDX12とDX11の比較」
「レイトレ未対応」タイトルで遊んでみたら「レイトレ機能」は機能せず、ノーマルのGPUと化してしまい「レイトレ対応」タイトルを遊ばないと「RTXシリーズ」の恩恵を受けない。
なので「レイトレ未対応」タイトルを割り切って遊びたければ「10XX」シリーズを今時期の破格セールを狙っておいた方が良いでしょう!
?現時点で価格が「13万円」もするので「レイトレ対応」タイトルが豊富にならないとメリットはあまりないです。
?GPU本体の厚みが「2.7スロット」もあるので「MINI-ITX」など小さなケースでは換装の際、GPUの底面に十分なスペースがなければならない。
ただし「ATXケース」なら心配ありません。
新しいグラフィック技術の「レイトレーシング」は「未対応タイトル」では価値を見出さない結果となりました。
9月27日には「RTX-2080Ti」が深夜発売します。
この「RTX-2080Ti」が本命なので楽しみです。
次回は「レイトレ対応」タイトルにて検証します。
グラフィックスコア-NVIDIAR GeForceR RTX 2080
バスインターフェース-PCI Express 3.0
OpenGL-OpenGLR4.5
ビデオメモリ-GDDR6 8GB
コアクロック-Gaming Mode(デフォルト) - GPU Boost Clock : 1800 MHZ , GPU Base Clock : 1515 MHz
OC Mode(付属ソフト使用時) - GPU Boost Clock : 1830 MHZ , GPU Base Clock : 1515 MHz
CUDAコア数-2944
メモリクロック-14000 MHz
メモリインターフェース-256bit
解像度-Digital Max Resolution:7,680×4,320ドット
インターフェース-DisplayPort×3 (DisplayPort 1.4)
HDMI×1 (HDMI 2.0b)
※デジタル出力はHDCPに対応
USB Type-C Support:Yes x1
補助電源コネクタ-8ピン×1, 6ピン×1
主な付属品-CD×1-Quick Guide×1
付属ソフトウェア-ASUS GPU Tweak II & Driver
サイズ-約268 mm×114 mm×58 mm(W×D×H)
お目通し戴き、ありがとうございました。
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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
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