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2019年03月17日

【入門GPU】ASUS社「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」をレビュー

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「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」とは・・・


突如、姿を現した「GeForce GTX 1660 Ti」はRTX2000シリーズの機能として盛り込まれている新技術グラ
フィック「レイトレーシング=光の反射・屈折」「DLSS=低負荷で髪のギザギザ」など細かい描画を描くことが省かれたコストを抑えたモデルになります。

「光線の反射・屈折」の詳細はこちら

 GPU性能は旧世代「GTX 1070」と同じくらいと言われています。

具体的な能力を挙げるとすれば最新ゲームがフルHDで最高設定60fpsは軽く超える処理能力を備えています。

価格は3万円前半から4万半ば位が相場ですので、これから自作PCで最新のゲームをしたいと検討している方にはピッタリなグラフィックボードになります。

「GTX1660TI」のスペック表を作成しました。

「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」の特長

開封の儀

外観

「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」をチェックする

換装の際の準備

LEDライティング「AURA」をインストール

GPU GTX 1660ti GTX 1070 GTX 1060 RX590 RX580 GTX1060 9GBPS
コア数
1536 1920 1280 2304 2304 1280
ベースクロック
1500MHz 1365MHz 1506MHz 1469 MHz 1257MHz 1594MHZ
ブーストクロック
1770MHz 1800MHz 1709MHz 1545 MHz 1340 MHz 1809MHz
メモリ
GDDR6 6GB GDDR5 8GB GDDR5 6GB GDDR 8GB GDDR 8GB GDDR5 6GB
バス幅
192 bit 256 bit 192 bit 256 bit 256 bit 192 bit
メモリ帯域幅
288 GB/S 256.3 GB/S 192.2 GB/S 256 GB/S 256 GB/S 216 GB/S
TDP
120 W 150 W 120 W 225 W 185 W 120 W

「1660ti」の中身は「Turing」世代で新世代に相応しいスペックを備えています。

例えばメモリが「GDDR6」を採用しメモリ帯域幅が「288 GB/S」と大幅にパワーアップしています。

「GTX 1070」が発売当初は7万円位でしたが「1660ti」は最初から3万円前半で購入できることを考えれば低コスト高パフォーマンスです。

後ほど「1660ti」のベンチマークを比較検証します。

?GeForce GTX 1660 Tiは、各所で高い評価を得たNVIDIA Turing アーキテクチャの画期的なグラフィックス性能で構築されています。 GeForce GTX 1070に匹敵する性能を備えた、今日の最も人気のあるゲーム用の超高速スーパーチャージャーです。

?ゲームプレイを配信する:TwitchまたはYouTubeに、すばらしいパフォーマンスと画質でライブストリーミングしましょう。 GTX 1660 Tiの専用ハードウェアエンコーダは、前世代のグラフィックスカードと比べて15%の効率向上を実現し、Open Broadcaster Software(OBS)用に最適化されています。

?GeForce Experience:ビデオ、スクリーンショット、およびライブストリームをキャプチャして友人と共有します。 ドライバーを最新の状態に保ち、ゲーム設定を最適化します。 GeForce Experienceはすべて自分で行うことができるので、グラフィックスカードに必要不可欠な機能として備わっています。


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見た目は重厚感がありますが意外に軽いです。

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中身は新世代で「3枚ウイングブレード」は「RTX 2080ti」と同じく、うねるウィングを採用しています。

「3枚ウイングブレード」は冷却性能が優れ「ASUS社」の中でトップクラスです。

冷却性能だけでなく見た目もカッコいいので他のメーカーも含め大人気モデルです。

インターフェースは「ディスプレイポート」が2つ、「HDMI」が2つ備えています。

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接続ピンは「8ピン」を使用します。

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グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。

古いドライバ削除の詳しくはこちら!

「GTX1660TI」はユーティリティソフトのLEDライティングをインストールする必要があります。

スクリーンショット (3).1.png
ダウンロードはこちら

ライティングの様子

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バックプレートのロゴは光らないので少し寂しいかもしれません。

それでは「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」のベンチマークを検証していきます。

「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」のスコアを検証


PC構成

【CPU】Core i7 「9900K」「9700K」「9600K」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS XI FORMULA」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」

【CPU】Ryzen 7 「2700X」
【マザーボード】「ROG STRIX X470-I GAMING」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 16×2/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」

CPU別スコア

スクリーンショット (4).1.png
9900Kが1番スコアが良いです。

GPU別スコア

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「GTX 1070」と比べ圧勝とまではいきませんが価格帯を考慮すれば納得できるスコアと言えるでしょう。

SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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CPU別スコア

スクリーンショット (9).1.png
CPUの性能差に、ほとんど違いがありませんでした。

GPU別スコア

シャドウ.png
「1660ti」が圧勝しています。

新世代メモリ「GDDR 6」の恩恵を大いに受けています。

RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」-DX12
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CPU別スコア

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「9900K」が意外にも他と比べスコアが伸びておらず「1660ti」とは相性が悪い結果となりました。 

GPU別スコア

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「FHD」では「GTX 1070」と比べ僅かに下回っています。


デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
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CPU別スコア

スクリーンショット (14).1.png
デウスエクスでも目立って違いはありませんでした。

GPU別スコア

スクリーンショット (13).1.png
デウスエクスでは「1660ti」と「1070」の差が大きく開きました。

新世代メモリ「GDDR6」との関係が左右される結果となりました。

使ってみた感想


「GTX 1660ti」は最新のゲームでフルHD環境であれば、ほぼ60〜100fpsを維持してくれます。

WQHD環境であればギリギリ60fpsで遊べます。

ゲームによって画質設定を「中」に設定しておけば60〜75fpsで遊べるので、かなりコストパフォーマンスが高いです。

良かったところ


?最新ゲームでもフルHD環境であれば60fpsを下回ることがなく、とても快適です。

?発熱も少なく省エネです。

?モデルによりますが3万円前半で購入できます。

半年もすれば2万円台で購入できるでしょう。

残念な点、注意する点


?デザインの好みによりますが「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」はおススメしません。

理由は5万円近くする「ROG-STRIXシリーズ」は、とにかく価格が高いです。

せっかくコストパフォーマンスを謳っているので3万円台で購入できる範囲で考慮すると良いと思います。

5万円も予算があるなら「RTX 2060」を購入することをおススメします。

?バックプレートのロゴが光りません。

総評


筆者は「ROG-STRIX」が好きなので本グラフィックボードを購入しましたが「ROG-STRIX」に拘らず「GTX 1660ti」として評価するならば3万円前半で購入できるので非常に魅力的なGPUチップだと思います。

「1660ti」にはレイトレーシングやDLSSの機能はありませんが最新のゲームがキビキビと快適な描画速度で遊べます。

さらに半年も経てば2万円台で購入できると思いますので「1660ti」は業界水準グラフィックボードとなるでしょう。

家庭用ゲーム機よりも安く購入できる「1660ti」はゲームのポテンシャルを最大限に引き出します。

今、あるパソコンをゲームもできる環境にしませんか?

お目通し戴き、ありがとうございました。

もしも、お時間がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。

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主な仕様


サイズ-301 mm×132 mm× 50 mm(W×D×H)
補助電源コネクタ-8ピン×1

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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます










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