「Ryzen 5 2400G」と「Core i3-8350K」の簡単な比較表を作成しましたので、もう一度おさらいしてみます。
「Ryzen 5 2400G」と「Core i3-8350K」の違い
CPU | Ryzen 5 2400G | I3 8350K |
---|---|---|
コア数
|
4 | 4 |
スレッド数
|
8 | 4 |
ベースクロック
|
3.6Ghz | 4.0Ghz |
ブーストクロック
|
3.9 Ghz | 4.3Ghz |
L1 cache
|
384 KB | |
L2 cache
|
2 MB | 1.0MB |
L3 cache
|
4MB | 8MB |
対応メモリ
|
DDR4-2933 | DDR4-2666 |
PCIeレーン数
|
8 | 16 |
GPUクロック
|
1250Mhz | 1150Mhz |
TDP
|
65W | 91w |
価格も同価格帯なので比較するには丁度良いでしょう。
「Ryzen 5 2400G」・・・21,589円
「Core i3-8350K」・・・ 21,685円
(2/21現在)
?スレッド数
2400G→8
8350K→4
?ベースクロック
2400G→3.6Ghz
8350K→4.0Ghz
?ブーストクロック
2400G→3.9 Ghz
8350K→4.3Ghz
?L2 cache
2400G→2.0MB
8350K→1.0MB
?L3 cache
2400G→4MB
8350K→8MB
?対応メモリ
2400G→DDR4-2933
8350K→DDR4-2666
?PCIeレーン数
2400G→8
8350K→16
?TDP
2400G→65W
8350K→91W
こうして各項目を並べてみると同価格帯なのにスペックが全く異なるので大きく性能差があるように感じます。
コア数は4と同じですがスレッド数と対応メモリが「8350K」に比べ性能アップしている。
L3 cacheとPCIeレーン数は半分と大幅に減少している。
開封の儀
「CPUファン」も同梱されてますのでセットアップがしやすく簡単に扱えます。
もしもオーバークロックなど「CPU」の熱対策が気になる方は簡易水冷クーラーや大型空冷クーラーを別途、用意しておくことをオススメします。
そしてCPU換装・・・とその前に・・・
「Ryzen 5 2400G」はRyzenのAM4対応マザーボードに「2400G」を換装する前に「ROG STRIX X370-I GAMING」では「BIOS」を更新しなければRaven Ridgeシリーズ「Ryzen 5 2400G」は使用できません。
ではどうするのか?
「2xxx」以外のAM4対応のCPUを用意する必要があります。
用意したCPUは「Ryzen3 1200」になります。
ショップにて「BIOS」更新をお願いすれば3,000円〜4,000円くらいで収まるようです。
今後、要BIOS更新が対応できるように「Ryzen3 1200」を購入しました。
痛い出費でした。
まず「ROG STRIX X370-I GAMING BIOS 3803」をダウンロードしてください。
ダウンロードはこちら
ダウンロードが終わりましたら「BIOS」画面で更新を書き換えておきます。
CPUを「Ryzen 5 2400G」と入れ替えます。
筆者にとってAMD社のCPUは初めての組み立てとなります。
「Ryzen 5 2400G」と「Core i3-8350K」検証してみる
グラフィックボードASUS社「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」を用いて「3D MARK」、「RISE OF THE TOMB RADER」、「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」のベンチマークにて測定しスコアを検証してみます。
PC構成
【CPU】「Ryzen 5 2400G」
【マザーボード】「ROG STRIX X370-I GAMING」
【メモリ】CORSAIR社「CORSAIR-CMD16GX4M2B3000C15-DDR4」
【GPU】「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」
CPUスコア比較表(定格)
各ベンチマークスコア比較表(定格)
大きく差はありませんが「2400G」より「8350K」の方が優位なのが分かります。
RISE OF THE TOMB RADER-「デフォルト設定」
「平均フレームレート」
「8350K」はゲームに優れてることは分かっていたが、ここまで大きく差を開くとは・・・。
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
「平均フレームレート」
ここでも大きな差が開いてます。
「Ryzen 5 2400G」はCPUファンも価格に入れて考慮するならば妥当といえるか難しい。
ゲームをメインとしてスコア測定しているのでゲーム目的で購入するならば「8350K」をオススメします。
総評
筆者は初めてAMD社「Ryzen」を組み立てました。
今回スコア測定を終えて感じたことはCPUがボトルネックとなり顕著に表れる結果となりました。
「Ryzen 5 2400G」は「GPU」を増設しない前提で遊ぶことが推奨されてます。
もしも「GPU」を増設するのであればノーマル版「Ryzen」シリーズをオススメします。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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