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いずれも小型だけで型ものは皆無
この1か月間、休みの日に限って雨にたたられている。9日の休日も、当初は浜益の北にある小渓流への釣行を計画していた。
しかし、雨が前日午前中まで降り続いたことで、どの程度の増水となったのか判断がつかず、今回は安全策をとった。
これが本流ならば思い切って出かけるのだが、渓流とくに山岳渓流では何度も怖い思いをしているので、これが正解だったと自分に言い聞かせた。
その釣行先は白老の敷生川支流。本流の敷生川は、何度かの釣行で魚影の薄さが分かったので執着心は全くない。しかし、支流は入渓のタイミング次第で型もののヤマメを狙うことができる。
また、大雨でも回復が早く、余程の豪雨でもない限り釣りができないことはない。
白老渓流ついては、今年初めての釣行として6月中旬にウヨロ川に釣行した。
その日も小雨の降る生憎の天気だったが、上流への遡行は難なくできた。ただ、途中で雨が本降りとなり、慌てて入渓地点まで戻ったのは御愛嬌。 その日の釣果は、18センチのヤマメが1匹のほかは12、3センチの小型のヤマメが5〜6匹。
今回釣行の渓流は、上流にある小滝までがヤマメの棲息圏、それを越えた上流は岩魚しか棲まない。この川のヤマメは全体的に小ぶりだが、中流域から上流までの魚影は濃い。
なので今回は、雨後でも釣りができることを優先して、初めから型ものは諦めていた。
この川の入渓地点はいくつもあるが、今回は大岩小岩が点在した山岳渓流の様相が広がる中流域から釣り上がった。しかし、いくら雨に強いと言っても、いつもよりも水嵩が増していることは一目で分かった。
そして流れも速く、ドライフライを流すのに適した平瀬が非常に少ない。それでも、#10のカディスを流芯から少し外して流すと、3回に1回はフライを銜えることのできない小さな魚がいたずらする。
何度流してもフライを銜える魚が出てこないので、#12のアントに交換。これにも最初はヒットしなかったが、落ち込みから平瀬に代るポイントでようやく12、3センチのヤマメが。
さらに遡行を続けると、昨年まで無かった作りかけの堰堤が姿を見せた。魚道は3カ所設置されていて、工事がこれで終わったのならば魚の遡上は問題ない。願わくば、これ以上手を加えないで欲しい。
その堰堤の上流は、崖に挟まれたゴルジュが続く本命ポイント。ところが、あろうことか先ほどから透明だった流れに濁りが入り始めた。陽の出るほど天気は回復して、水量も見た目には変化はない。それでも嫌な予感がして、急いで入渓ポイントまで戻った。
結局、入渓から2時間ほどの釣行で終わったこの渓流での釣果は、10センチから14,5センチのヤマメ5匹と、予想通り型ものは皆無。
そして、大雨の後の遡上があるのではと、懲りもせずに敷生川本流に立ち寄った。中流にあるコンクリ会社手前に、魚道の無い強大な堰堤が設置されている。この堰堤の下はプールになっており、さらその堰堤の下流にも低いながら堰堤が。その下流にも堰堤がというように、遡上する魚の事は一切考えていない構築物により、この川は極端に魚影の薄い川になった。
それでも堰堤下に遡上する魚がいるのでは、との期待から立ち寄った。だが、やはり魚影は薄いままで、ヤマメの新子がフライにスレがかりしただけ。
この日の締めくくりは、前回と同じく千歳川上流でのウェットフライ。帰りしなに立ち寄ったが、前日までの雨はなんのその。増水の気配はなく、急流に打ち込んだウェットフライのラインは、流れに任せて見事にスウィング。
始めのうちは小さなアタリしかなかったが、釣り下るにしたがってフライを銜える魚も。だが、やはり12,3センチほどのヤマメやブラウンで、それ以上の型はこない。
今回は、雨中の前回の釣りと比べると若干の成果はあったが、満足のいく釣果には程遠い。いつの間にか雨男になってしまったのので、次回の釣行も厳しいかもしれない。
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