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水量が多くて苦戦、尻別川支流に移動
海のトラウトフィッシングを5月第2週に終えてから初めてのブログ更新。
私の年間釣行スケジュールは、6月から11月中旬までは本流と渓流のフライ釣行、12月から翌年5月末までがルアーによる海のショアトラウト釣行と、納竿する期間を設けていない。
これがカテゴリーキラーのアングラーには奇異に映るらしいが、要は1年中釣りをしたいということ。
今年も5月初旬に海のトラウト釣行を終えて、5月中旬からフライマンに戻った。
その後約1か月ほどブログの更新を休んだが、実は5月第3週から6月3日まで3回の本流釣行を行った。
具体的には5月20日が千歳川上流、5月27日は尻別川、6月3日が余市川だったが、千歳川を除いてアタリひとつない坊主。
今年の尻別川と余市川は、この時期でもまだ水量が多くて水温の低さが影響した。とくに余市川は、高い山から流れ出るためにシーズンインが遅くて、尻別川以上に厳しい釣行となった。
6月3日に釣行した余市川中流では、ウェットフライを駆使してヤマメを狙った。ここは大江塔首工の下流にあたり、大江橋から月見橋間で尺を越す型ものヤマメが上がることで知られている。
ただ問題は雪代の解消が遅いことで、水温が安定して水量が落ち着くには他の河川よりも時間がかかるということ。
それを承知で大江橋下流に入川したが、水量が多いせいで河原が少なく立ち込むポイントも限られた。そして肝心のアタリはというと、時折遡上したサクラマスの跳ねが見られるだけで、新子ヤマメさえ確認できなかった。
それから1週間後の6月10日、再び余市川中流域を釣行した。今度は月見橋を起点に、その上下流をウェットフライで流す計画。
しかし現地に到着してみると、1週間が経っているのに水量は予想以上に多くて水温も低いまま。
この場所でもサクラマスの跳ねが何度も確認できたが、肝心のヤマメの姿は見えない。
2時間ほど粘った後、上流に移動。いくつかの堰堤や塔首工の下に入ったが、やはり魚の姿は確認できなかった。
本来の目的は、ヤマメを狙った本流でのウェットフライだが、何とかヤマメを手にしたいという想いから、余市川を諦めてここから一番近い尻別川支流に向かう。
この川は尻別川の中でも里川の様相が濃く、穏やかな流れなのにヤマメの型ものが繁殖している。ただ毎年、熊の出没情報が相次いで報じられる場所。だから、山奥の渓流以上に神経を研ぎ澄ませての釣りとなる。
車を川に沿ったあぜ道に置きスタート。低い堰堤が連続して続き、河畔林が川全体を覆う中でドライフライで釣り上がる。
余市川ではまったくアタリがなかったのに、この川では入渓から5分も経たずに最初のアタリ。
低い堰堤からの流れだしに打ち込んだ#12のカディスに、15センチ前後のヤマメが飛び出た。
堰堤下や淵でも同じようなサイズのヤマメがヒットする。中にはスレがかりもあるほど魚影は濃い。深い平瀬の続く場所でウェットフライを流すと、この日最長の20センチ越えのヤマメも。
入渓地点から300メートル地点で深さが2メートルを超す淵が現れ行く手を阻む。いつもは深くても精々1.5メートルほどなのに。やはりこの川も、例年以上に水量が多いようだ。
いくら深い淵でも高巻きすれば克服できるが、それを機に今日も釣行を終えた。
この川での釣果は15センチ前後のヤマメが4匹と20センチ越えのヤマメが1匹。
余市川での釣行を考えれば、実質1時間の釣行でのこの釣果は大満足。余市川だけで終わっていたらと考えるとゾッとする。
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