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解禁から2カ月経過して大苦戦
道南、道央でのヤマメ解禁から2カ月近くが経過、この2か月間で主要河川での型ものヤマメはほとんど釣れなくなった。
型ものを狙うならば、名前の知られていない小河川か渓流になるが、そんなに簡単には見つからない。なので、敢えて競争の激しい人気河川に赴くことにした。
7月22日の釣行先は、白老河川でも1、2を争うヤマメ河川の飛生川。飛生川は流域の短い川で、低い山を源としていることから、大雨の後の回復が早くて澄んだ流れが特徴。これまでも何度か、台風による大雨の下でも問題なく竿を出したことがある。
そんな魅力のある川だから、6月から10月にかけて多くの釣人が押し寄せる。その結果、釣果は小型のヤマメが主体となり、型ものは解禁直後か晩秋に限られる。それでも夏場においても魚影が濃いのは、サクラマスの自然産卵が活発に行われているからだ。
今回の入渓ポイントは上流に架かる橋の下から。いつもは林道ゲートが閉じられている関係で、下流のスリット型砂防ダムから入渓していた。
橋の下から、上流にある小滝まで釣り上がる予定だ。果たして型ものヤマメは釣れるのだろうか。
今年も清冽で透き通った流れは健在だった。これほど川底まで見える透明感があっても、ヤマメはフライに反応するのだろうか、という疑問はすぐに解消。打ち込んだ#10のカディスに頻繁に食いつく。が、フライが大きすぎて針がかりはしない。反応から見て新子か1歳未満のヤマメだろうと見当をつけた。
橋から少し行くと、流れ込みから淵に変る大場所が現れる。竿を出さなくてもヤマメが定位していることが分かるが、ここでもドライフライを悪戯するだけで、針がかりはしない。上流には大岩が作る落ち込みやカタ、小淵などのポイントが連続して続いている。そこでも頻繁にフライに反応するが、相変わらず針がかりはしない。
暫らくして魚止めの小滝が姿を現した。この上流は岩魚だけでヤマメはいない。この釜に大物が潜んでいるのでは、と滝の落ち込みにドライフライを打ち込む。しかし、先ほどと同じ小さな反応だけでフライには食いつかない。
ここから#14のニンフにチェンジ、流れに乗せて反応を探ることにした。ニンフに直ぐに食いついたのは7、8センチのヤマメ。連続して新子クラスのヤマメも食いついた。
目的は新子ヤマメではなく型もの。ニンフを#12に変更して再び流れに乗せるが、今度は食いつかない。
下流の先ほどの淵で、ようやく手のひらに乗る12、3センチのヤマメがヒット。この場所では同じようなサイズが4匹連続して上がったが、それ以上の型は出てこなかった。
多分下流に下っても同じようなサイズしかいないだろうと、ここで脱渓。前回釣行した毛敷生川の中流域に行くことにした。
毛敷生川での前回の釣行は6月23日。本流の敷生川に劣らず多くの釣人が訪れる人気河川なので、釣人の沢山入った土日や祭日の翌日は釣果が得られないことが多い。
また、平日でも現地の釣人がよく訪れる場所なので、釣果は余り期待はできない。前回は12、3センチのヤマメが2匹と散々な釣果だったが、今回はどうか。
目的の中流ポイントには、すでに先客の姿が。下流に車を止めて、餌釣りで釣り下がるという。期待していたポイントはすでに竿を出した後なので、入っていない上流のポイントまで釣り上がる。その間にも、川と並行して走る林道に釣人らしい車が何台も通り過ぎる。
平日でもこれほどの釣人が入っているためか、フライには針がかりしない小さなアタリだけ。飛生川よりも厳しい状況だ。
結局300メートルほど釣り上がったが、上がった魚は10センチ未満のヤマメが1匹という情けなさ。
次回はまだ今年釣行していない浜益川流域や静内川上流、額平川、仁世宇川などの平取地区を計画している。はたして型ものヤマメは釣れるだろうか。
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