DAIDAK です。
今日もこの曲を聴いてみてください。
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前回バッファーの記述をしましたが今回もPART2と題して続きを・・・。
>>>そもそもバッファーとは。。。。
「インピーダンスを下げる」ものです。
通常のピックアップを搭載したギターは、「ハイインピーダンス」という
非常に弱い信号で出力されます。
弱い信号なので外部からのノイズに弱くてケーブルシールドを
伝ってアンプに信号がつく頃には沢山の外乱ノイズに悩まされます。
ギターからアンプが数十メートルもあるような想定でシールドを接続すると
かなりの外乱を受け、原音の音質は相当に劣化します。
バッファーはそんなハイインピーダンスをローインピーダンスに変換するものです。
ごっつい太く強靱な信号に変えてくれるので、外乱ノイズにも強くなり
長いシールドやいくつものエフェクターを繋いでもハイインピーダンスの時に比べ
音の劣化が目立ちにくくなるのです。
特に、エフェクターを直列に多数繋いでいくことが想定されるLIVEなどでは
必須アイテムでもあるのですね。
ハイインピーダンスのままエフェクターを通過すると
外乱の余計なノイズを拾いやすくなり、エフェクトの乗りも不安定。
高域の劣化や好ましくない音色変化が起きやすくなります。
やはりエフェクトボードの最前段にはバッファーまたは
その役割をするものを置くのが良き。
ちなみにディストーションなんかは、バッファーの役割を果たしますので
ローインピーダンスに変換されます。
ディストーションを常にオンにしている場合は
バッファー代わりにするということにもなりますが。。。
また、BOSSのエフェクターなどは全製品が
バッファード・バイパスとなっているようで
BOSSのエフェクターを最前段に使用する場合それを
バッファー代わりに使うこともできるようですね。
それに対して、トゥルー・バイパス(True Bypass)は
オフの時に信号を素通りさせます。
信号はシールドのジャック部分を通るだけになるので
オフ時は原音そのままで基本的にハイインピーダンスの状態です。
音色変化が起こりにくく、構造の簡便さもあって
ハンドメイドのブティック系ペダルなどはこれが主流だそうです。
なのでオフ時にバッファーの役割は果たさないので
トゥルー・バイパスのエフェクターだけを多数並べて
エフェクトボードを完結させると、否応なく信号は激しく劣化します。
この場合は、バッファーは必須です。
一番のおすすめはこれ!!!!
>>>>バッファーの弱点?弊害?
バッファーを通ることでローインピーダンスに変換され信号が強靱になりますが
実際にはローインピーダンスに変わることで、微妙な繊細さがなくなるように感じ
不自然な音になりやすい傾向にあります。
特に歪みエフェクターなどでバッファーを内蔵しているものは
オフ時の音が原音から不自然に変わってしまう場合もあるので
これを嫌がる人はトゥルー・バイパスを使うのですね。
またワウペダルなどはハイインピーダンスで受ける前提で作られているものもあるので
ローインピーダンスで入力すると実力を発揮できない場合もあります。
>>>バッファーを置く位置
ギターの弱い信号を最初に強くしておくのが基本なので通常エフェクターの初めに設置。
またはハイインピーダンス用のワウペダルを使う場合、その後に置くのが良き。
人によってはエフェクターボードの終端に設置してアンプまでの信号を強くしています。
こんな感じで、ギタリストにとってバッファーはある意味命なのですね。
上手くギターの音が録れない人は是非バッファーをつないでみてください。
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