アメリカン・エスキモー・ドッグ: Dog_encyclopedia『犬の大図鑑』

2022年10月25日

アメリカン・エスキモー・ドッグ

アメリカン・エスキモー・ドッグ

英語表記　　 American Eskimo Dog

原産国　　　　　　アメリカ合衆国

サイズ　　　　　　　　　中型犬

体高　　　　　　　　38～48cm

体重　　　　　　　　　 10～18kg

アメリカン・エスキモー・ドッグの特徴

19世紀後半にドイツからの移民が持ち込んだジャーマン・スピッツやポメラニアンなどが祖先の犬種です。
名前に「エスキモー」と付いていますが、ソリを引くエスキモー・ドッグと関係性はないようです。現在では「エスキー」の愛称で親しまれています。スタンダード、ミニチュア、トイと3種類の大きさが存在します。
1985年に犬種クラブが設立され、アメリカ以外にも多く輸出されています。ペットやショードッグとして飼育されており人気犬種になっています。

アメリカン・エスキモー・ドッグの性格

賢く人懐こい性格で、遊ぶことが大好きです。飼い主には従順で、子供や他の犬とも友好的で仲良くできるのため多頭飼いにも向いており、家庭でも問題なく飼育することができます。一方で番犬として品種改良された歴史をもつため、警戒心が強くナワバリ意識も強いため、不審者や知らない人には大きな声で吠えることもよくあります。そのため幼犬期からのしっかりとした躾とトレーニングが必要になります。

アメリカン・エスキモー・ドッグの飼い方

運動量は普通ですが太りやすい傾向があるので、1日に60分程度の散歩が必要になります。運動不足はストレスの原因になり、問題行動に繋がるので注意が必要です。散歩と並行してしっかりとした食事管理もしてあげましょう。被毛はダブルコートで量が多いため、週に1～2回はブラッシングが必要です。涙やけをおこしやすいので定期的に目のチェックをしてあげましょう。また、寒さには強いですが暑さには弱いため、夏の暑い時期には散歩を涼しい時間にするなどの配慮をしてあげると良いでしょう。常に飼い主のそばにいることを好むので室内で飼育し、コミュニケーションをたくさん取ってあげましょう。