アクセル・ワールド25巻のネタバレ・あらすじ(シルバー・クロウが白のレギオンに捕まる!)


シルバー・クロウが白のレギオンに捕まった!

アクセル・ワールド 25巻 / 川原 礫

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<終焉神テスカトリポカがホワイト・コスモスにテイムされた!>

白の王:「久しぶりの再会なのに、すぐお別れを言わなきゃならないのが残念だわ。さようなら、我が友たち。さようなら、愛しき我が子。あなたたちは、最後まで立派に役目を果たしたわ」

太陽神インティを倒した直後、白の王ホワイト・コスモスが現れ、インティの中から出現した超級エネミー、《終焉神テスカトリポカ》をテイムしました!

そのまま戦いになるとテスカトリポカの重力波によって、純色の王5人も含め仲間たちは全員身動きを取れなくなってしまいました!
しかしシルバー・クロウ(ハルユキ)は加速世界と一体になるイメージ、《合》をすることでテスカトリポカの重力波攻撃の標準を免れます。
更にクロウは『皆を守りたい』という気持ちを溢れさせ、自分の中にもともと備わっている光のエネルギーを信じ、《光殻防壁(ライト・シエル)》とい真意技を発動!
《光殻防壁(ライト・シエル)》はテスカトリポカの重力波を押し戻しながら広がっていき、その場にいた仲間たちを捕えていた重力波から解放しました!
その瞬間、

「《ライトニング・シアン・スパイク》!!」
「《シアリング・ノート》!!」
「《リモネン・ソルベント》!!」
「《イシリン・ストライク》!!」
「《チャージド・ヴァイン》!!」
「《ロケット・ストレート》!!」
「《カルネージ・キャノンボール》!!」
「《スーパールミナル・ストローク》!!」
「《レンジレス・シージオン》!!」
「《螺穿流(スパイラル)》!!」
「《炸裂風弾(ウインド・バレット)》!!」
「《輻射連拳(レディアント・バースト)》!!」
「《天叢雲(ヘブンリィ・ストレイタス)》!!」

クロウによって解放されたアバターたちが一斉に真意技、及び必殺技を放ち、虹のように夜空へと駆け上がりホワイト・コスモスを襲いました。

攻撃はテスカトリポカに防がれてしまいましたが、テスカトリポカは左手を損傷しました。

<シルバー・クロウがテスカトリポカに捕まる!白のレギオンへ!>

その後シルバー・クロウだけがテスカトリポカに捕まり連行され、白のレギオンでホワイト・コスモスと対談することになりました。
この加速世界(ブレイン・バースト)の成り立ちや、テスカトリポカがこの世界に終焉をもたらす存在であることなどを聞きました。

そのまま現実世界の方でハルユキのニューロリンカーが外され、シルバー・クロウが無制限中立フィールドで白のレギオンに捕まったまま、強制的に現実世界に戻されました。




<現実世界に戻ってきたハルユキ>

「無事か、ハルユキ君!」
「は……はい、大丈夫です。すみません、心配かけて……」

白のレギオンには捕まりましたが、クロウは特に攻撃を受けていた訳ではありません。(話を聞いていただけ)しかし超級エネミーの《終焉神テスカトリポカ》に捕まっている状態です。
どうやってクロウを救出するか色々話し合った結果、テスカトリポカをテイムするために白の王によって嵌められていた6つの荊冠を、6人でそれぞれ一つずつ同時に破壊し、テイムが外れた瞬間のスキを突いてクロウを救出・全員で逃走するという話になりました!
(白の王からは、「一週間以内にまた連絡するわ。次に会う時までに、どうするのか決めておいて。それと……私が指定した日時以外に勝手にダイブしたら、一秒後に死ぬと思っていてね。もちろん、あなたの仲間も」と言われていましたが……)

クロウの救出メンバー:
トリリード・テトラオキサイド
シアン・パイル(タクム)
セントリア・セントリー(ハルユキの師範)
ラベンダー・ダウナー(赤のレギオン所属)
《四聖》メタトロン(一度ひどくやられたが、そろそろ復活できる)
グラファイト・エッジ(帝城に閉じ込められているので救出した)

全員が強力な剣使いです!(ただし、純色の王たちはクロウの救出に不参加)
クロウの救出のため、グラファイト・エッジを帝城から出すことになりました!もちろん捕らわれているクロウは直接参加できません。しかしなんとか皆の力になりたいハルユキは、普通のバースト・リンク(皆は『アンリミテッド・バースト』で無制限フィールドに行ってる)を唱え、その後自力でハイエスト・レベルへ到達。
グラファイト・エッジを救出しようとしている一行を、加速研究会のアルゴン・アレイやブラック・バイスが狙っていることに気づき、ロータスに直接警告を伝えました!

その後クロウは現実世界へ戻り、数秒後に皆が目を覚まします。クロウは直接戦えませんでしたが、どうやらグラファイト・エッジの救出したようでした!

<切迫した加速世界から一転、ほのぼのした日常>

学校で飼っているホウ(アフリカオオコノハズク)の世話をしたり、謡(アーダー・メイデン)の家にニコ(赤の王)とお泊りして、ニコと謡が仲良くなったり。
山形への合宿が気になったり、生徒会選挙のスピーチの原稿が書けなかったりしました。

<シルバー・クロウの救出へ!>

いよいよシルバー・クロウをテスカトリポカの手から救出しに行きます。
皆と一緒に無制限中立フィールドに潜り、即座にテスカトリポカの荊冠6つを同時に破壊することに成功!
その後はメタトロンの力も借りて皆一斉に逃げようとしますが、荊冠が無くなったことで制御されていた力が戻ったのか、ただでさえ途方もない強さだった《終焉神テスカトリポカ》が、更に大幅にパワーアップしてしまいました!

テスカトリポカはレベルドレインの攻撃をして、シアン・パイルがそれを食らってしまいます。これまで苦労して地道に6まで上げたレベルが、5、4とあっけなく下がって行っていきました。(!!!!)
レベルが下がるだけでも一大事ですが、このままではシアン・パイル(タクム)が全損してしまいます!

シルバー・クロウは状況を打破すべく、ハイエスト・レベルへと向かいました。

<シルバー・クロウとメタトロンが白のレギオンへ>


ハイエスト・レベルに到達したクロウは、改めてテスカトリポカの強大さを認識しました。(この世界では通常の加速よりもさらに加速していて、戦闘中の皆がほとんど止まって見えます)ハイエスト・レベルから見ると、テスカトリポカは恐ろしく巨大なエネルギーの渦となっていました。これに比べれば災禍の鎧マーク?Uですら星屑の1つでしかありません。

「ね? こんなもの、どうにもできないでしょう?」

白の王ホワイト・コスモスもハイエスト・レベルに来て、クロウの後ろから声をかけてきました。 既にクロウはテスカトリポカの強大さを知って絶望しています。

「……もう、終わりなんですか。あれはみんなを叩き潰して、そのあとも無制限中立フィールドを破壊し続けるんですか。僕が……終わりのスイッチを押してしまった。そうなんですか?」

「私があれをテイムできたのは、インティから出現した直後の起動シークエンス中を……最初で最後の隙を突いたから。もう、同じチャンスは二度と訪れない。…………でも」
「でも……?」
「でも、可能性はある。全バーストリンカーの中で、私だけはあいつをもう一度停止させられる……かもしれない」
「どうして……あなただけなんですか?」
「私はずっと昔、あいつに喰われたから」

白の王が何を言っているのかいまいち要領を得ませんが、それでも可能性があるならと、 シルバー・クロウは自分がオシラトリ・ユニヴァースに移籍することを条件に、コスモスにテスカトリポカを止めてもらうようお願いしました。
するとメタトロンも「私もクロウと一緒に、白のレギオンに移ります」と言いました!

「だ、だめだ、メタトロン! きみはネガ・ネビュラスにいないと! 僕の代わりに、みんなを……先輩を守ってくれないと……!」
「この……愚か者!!」
「私が……この身を修復していた十年のあいだ、私がどれほど寂しく感じていたか、解らないのですか! 私はもう、お前と離れるのは嫌です! お前が白のレギオンに行くというのなら、私も行く!」
「…………メタトロン……」

ホワイト・コスモス:「……いいでしょう」
           「シルバー・クロウ。ビーイング・メタトロン。お前たちの我がレギオンへの移籍をもって、他の五名の命と引き換えましょう。クロウ、忠誠の誓いを」

シルバー・クロウは心の奥で黒雪姫に謝罪しながら、ひざまずきました。

(『アクセル・ワールド』25巻[終焉の巨神]のネタバレ・あらすじ)

2020年11月01日

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