●場所:浅草公会堂
<舞台挨拶の模様>
いとうせいこうが「クヒオ大佐」の衣装で登場し、「主演の堺正人になりきっています!」と舞台挨拶を進行した。ゲストには、主人公・クヒオ大佐が翻弄する女性の彼氏役で映画に出演した児島一哉(アンジャッシュ)が登場した。
■児嶋一哉:
演技が分からないので、とにかくシンプルに演じることを心がけました。
キムタクみたいに目線をそらした演技とかもしたかったのですが(笑)。
脚本を読んで、彼女もいるし、いい男かな〜と思って本読みにのぞんだら、監督に「もっとダサい感じでお願いします」と言われてしまいました。
(いとうプロデューサーのコスプレに)映画のイメージがあるので、やめてください!でも、映画の中の堺正人さんは本当にカッコいいので、これを見た後の堺さんはよりカッコよく見えると思います(笑)控室が同じだった時に、堺さんはWBCを見ていたんですが、僕はWBCを見る堺さんをじっと見ていました。堺さんがあまりにカッコよくて・・。映画は、実際にあった事件をおかしく作っていて、内容も面白いですが、堺さんがカッコいいのでそれだけでもいいと思います!
私生活では僕は37歳ですが1人の女性とした付き合ったことがないので、映画のように女性をだましたりしたことはないですが、相方の渡部をこの世界に誘ったときにだましたことがあります。お前だけだ、と言って五番目に誘いました(笑)
■いとうせいこう(「したコメ」総合プロデューサー):
「ぼくですみません!(笑)」と登場した児島一哉さんに「ここに堺正人がいるので!」と会場を沸かせた。
■大場しょう太(「したコメ」スーパーバイザー:
(児島さんの登場シーンについて)いい意味でスカスカというか、いい演技でしたね!
●実施日時:9月24日(木)
●場所:浅草中映劇場
<「したまちコメディ大賞2009審査の模様>
一般からの応募総数207作品の中から厳選された10作品の上映が行われた。審査中ということを忘れるくらい、魅入ってしまう力のある作品ばかりで、客席、審査員席から笑い声があがっていた。
審査員による大賞と、観客のアンケートによる観客賞は、9月25日のクロージングセレモニーで発表される。
●審査員コメント
■大林宣彦監督:
愛を考えさせる作品もあった。会話劇やわけの分からなさが面白かった。アニメーション作品も素晴らしかった。
■岸本加世子:
見ごたえがあって、好きな作品ばかりだった。立ち上がって、拍手したいぐらい素晴らしい作品もあった。ありがとうございます、と言いたいぐらいです。
■堀部圭亮:
どの作品も、話の根底に孤独があるように思った。会話の面白さは日本語のリズムや(英語の作品も見て)またその逆にある距離間も面白かった。
■しりあがり寿:
ちょっとした言い回しなど、笑いってデリケートですね。全体的に、完成度が高くて、隙がなかった。コンペでここまでのものを見せられると、「新人らしくない」という贅沢な文句も出てします。
■いとうせいこう:
レベルが高くて、アマチュアの審査ではないみたいだった。この映画祭の為に、眠ってたのかなという作品もあった。完成度が高いだけに、ここにギャグを入れたらもっとよかったなあ、と思えた。 PR
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