ワールドカップ史上に残るベルカンプのゴール
1998 ワールドカップ フランス大会 準々決勝
オランダ × アルゼンチン
スコア:2-1 NED:パトリック・クライフェルト、デニス・ベルカンプ ARG:クラウディオ・ロペス
1998年7月4日 スタッド・ヴェロドローム 観客数:55,000
何ともベルカンプらしい試合終了間際の劇的な決勝ゴールでした。
1998ワールドカップの準々決勝でオランダ×アルゼンチンという大会屈指の好カードが実現。両チーム多くの魅力的なタレントを抱えていましたが、なかでもアタッカー陣は豪華。
オランダにはデニス・ベルカンプとパトリック・クライフェルト。アルゼンチンにはガブリエス・バティストゥータ、クラウディオ・ロペスそしてアリエル・オルテガ。
これだけ集まれば、期待せずにはいられませんでした。
試合は前半12分にクライフェルトのゴールでオランダが先制。しかし直後の前半17分にクラウディオ・ロペスの同点ゴールが決まり、スコアは1-1のまま後半終盤へ。
このまま延長戦突入が濃厚と思われた後半44分というドラマティックな時間帯に、ワールドカップ史上に残るベルカンプのゴールが決まりました。
動画:1998ワールドカップ オランダvsアルゼンチン ベルカンプのゴールシーン
自陣からフランク・デ・ブールが完璧なロングパスを通すと、ベルカンプが絶妙(というか変態的)な右足トラップで追ってきたアルゼンチンDFロベルト・アジャラをかわすと、そのまま右足でゴール左上に突き刺します。
フランク・デ・ブールのパスも見事でしたが、ベルカンプのトラップからシュートまでの滑らかで流れるような動きは感動的。
歴史に残るようなゴールの瞬間を目の当たりにするのも、サッカーの醍醐味ですよね。
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