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2016年09月14日

内モンゴル 草原

mongolia.jpg






北京オリンピックの直ぐ後中国のモンゴル族の友達に招待され、当時は彼女だった今の女房と内モンゴルに向かった。  どうやって行ったかと言うと北京から4〜5時間かけてタクシーで行った。いやもっと長い時間乗ってたかもしれない。

草原は広く目的地付近に鉄道は無いが、知る人とぞ知る北京から同じ様な目的地に向かう黒いタクシー(?K?)と言う如何わしく便利な乗り物が有るんのだ。これもモンゴル族の友達が紹介してくれた。ただ1台の車を同じ目的地に向かう人々で北京からシェアーして向かうのだ。



普通のセダン車。名前のごとく何故か黒。一般的に狭くはないが北京を含む中国北方の人達漢民族、満州族)はデカい。モンゴル族もかなりデカい。だから車内はギュウギュウ。

 草原の町は独特でやはり心にジンジン来る。 砂漠や海辺の町にも似た様な感覚。

 北京語が話せなければ絶対ここには来れない。 知らない人同士車の旅。 あまりお互い喋らないにしても話通じなければかなり退屈に違いない。ギュウギュウだから寝るのも楽でない。

 みんなそれぞれ自分の目的地で降りていく。 途中で食事した時は誰だか同乗した漢民族の女性が親切に私と女房の分も払ってくれた。 私が外国人で嬉しかったのか?中国の北部はどちらかと言うと金銭的に大らかな感じ。中国をはじめアジア全体的によそ者の客人をもてなす習慣がある。日本は何故か白人的。飯食うにも自分だけで、こういう車内でも寝たふりとかで話さないだろう。



我々も目的地に着いてモンゴル族の女友達が、妹の彼氏を引き連れ迎えに来てくれた。

腹は満腹だが又直ぐレストランに連れて行かれた。

今度は回族の店。いわゆるハラル。動物を殺す前にちゃんとお祈りする。アルコール類の無し。全体的にイスラム教徒の店は清潔感がある。中国語では清真



回族は7世紀に商人、13世紀位に戦争の為ペルシャやアラブから来た人がそのまま中国に住み着いた子孫。

草原には羊羊羊羊。だがどう言うわけか豚が一匹つながれていた。 可愛い。



モンゴル人には豚肉食す習慣は無いから豚はリラックスしてるのか、直ぐ寄ってきた。 自分も肉食止め当時でも10年位経っていたから豚も私は危険でないとわかったのであろう。 豚は犬の様に頭の良い動物でありけして汚い馬鹿な動物ではない。 可愛い。

内モンゴルでは地名とかは北京語とモンゴル語で書かれている。 モンゴル語はアラブ語を縦に書いたような美しい字である 中国清朝の満州族もモンゴル文字を改良した似た様な文字を使っていた。 北京の紫禁城でも見る事が出来る。

 北京には今でもタフな文化が混ざり合いタフな人々が住んでいる。



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高校の直ぐ後日本脱出。ヨーロッパ中心に放浪10年。帰国後外国語(英語、フランス語)を仕事の会社設立。13年後再び北京へ気功修業。6年滞在。会社は今も原宿に存在。
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