これからフランス語を学ぼうとしていたとき、
「フランスに住んでいるならフランス語が話せるようになるのは当然」と思ってました。
もちろん、フランスに居るという環境上、話さなければ生活できないワケで
必然に迫られて多少なりとも上達しますよね。
ただ、その「必然」がどのようなものかにもよる、ということを最近痛感しています。
例えば、日常生活を送るための「必然」であれば、会話力は伸びる。
語学学校に通っていれば、その学校で必要とされる基礎的な筆記力も身につく。
学部生として現地の学校で、他のフランス人と同様の授業を受けていれば、読解、文章力が必要。
仕事をしていれば、ビジネス用語や仕事の取引上良く使われる表現も自然と使えるようになるでしょう。
今のパートナーとフランスで生活をすると決めた時、
日常会話は全く問題がないレベルでした。
そこから2年半。
フランス語の会話能力は以前のまま。
今住んでいる地域の方言やアクセントとかは身につきましたが(笑)
全員が方言で話すわけではないので、地元民が居る場でしか使えません。
市役所関連の仕事を時々させて貰う機会がありますが、
基本は受付やvin d'honneurなどレセプション関連です。
会話力は伸びても、文字を書くことや読むことはまずありません。
強いて言うなら、毎朝のネットニュースチェック。
(YahooとLe Monde、Huffington Postをフラ語でざらっと見ます。ざっくり内容を理解して終わりなので語彙力も伸びず。)
国勢調査もやりましたが、基本的なことに関する質問がメインなので語彙力も読解力も関係なし。
上手い具合に「読み書き」を必要としない仕事を渡り歩いてきたため
びっくりするほどフランス語が書けない。
そして気付いたら在仏3年。
語学留学を含めると4年になる。
フランスに来た当初に思い描いていた「在仏4年後」のフランス語力とは天と地ほどの差が。
あの時、頑張ろうと思っていた自分はどこへ行ってしまったのか。
日常生活に追われて…なんてぶっちゃけ言い訳で、
時間の使い方と自分のやる気管理さえできれば、こんなに後悔することもなかったんじゃないかと。
そんな風に思ったのも、フランス語を頑張っている方のブログに出会ったからこそ。
で、本棚の奥にしまってあったコたちを早速引っ張り出してきました。
・4年前に買った仏検1級の参考書
・3年前に買ったDALF C1/C2 250 activités
・450 nouvequx exercices révisions (avancé)
レベルはB2ですが、基本を復習するにはぴったり
一昨年B2を取って以来、開いてません…
気合がはいると一気にやりたくなりますが、私の性格上続かないので、
一日一時間を目標に、まずは一週間頑張りますー。
〜オーベルニュ地方の方言講座〜
例えば se rassouiller
ス ラスイエ
se rassouiller est un mot Patois du Bourbonnais signifiant : se crotter, prendre une grosse averse
Dicovia
基本的には「雨に降られて濡れちゃったよー」な時に使います。
若者がこういう単語を使うと面白いらしい。
ウケ狙いに使える方言ですね。
かといって、この地方にずーーっと住んでいる人が居なければ
「何言ってんだこの人?」
みたいな顔で見られますので、使う時は要注意!
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