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昔からの知名度を活かすのは当然のこととして、身体は年齢とともに顕著に衰えていくから難しい。
柔軟性や打たれ強さは20代30代と比較して確実に衰えますし会社の代表ともなるとトレーニング以外の仕事が増えてボディメンテ出来ずにダメージも蓄積しまくり、結果的にこういうアクシデントに繋がってしまうんですよね。。。。。
高い入場料を払って会場に足を運んでくれたファンのために命を削っているのですが、長年の身体への代償は大きいです。
『闘う江頭2:50』と言われていた大谷晋二郎が今から数年前にアメトークで紹介されていましたが、大谷率いるZero1は小学校等での講演会にも積極的でした。
イジメ撲滅を目的とした講演会の後。校庭や体育館に組んだリングで実際に試合を見せる構成で、「熱い男」大谷の想いは、小学生には心に響くものがあったものと思われる。
試合の序盤〜中盤は圧されがちな試合展開だったものの、子供達の大谷コールで息を吹き返し、最後は逆転勝利。
試合後の〆のマイクは「大の大人の俺達がプロレスに打ち込んでる。お前らも好きだと思うものに一生懸命打ち込め」というようなアピールで終了。
そんな大谷が、こんな状況に陥るとは。
プロレスはお互いの技を受けて凌いでを繰り返す予定調和のものですが、「タフさ」が前提のプロレスラーでも人間ですので時として取り返しの付かない事故に見舞われます。
プロレス団体「ZERO1」の大谷晋二郎(49)が10日、東京・両国国技館で行われた「20周年&21周年記念大会」で負傷し、救急搬送された。大谷はメインで杉浦貴(51)の持つ世界へビー級のベルトに挑戦。15分過ぎ、相手の投げっ放しジャーマンで後頭部をコーナーに叩きつけられ、そのまま動けなくなった。
大会関係者によると、大谷は小声で「動けない」と言ったことから、危険と判断。試合はレフェリーストップで、杉浦が勝利した。
大谷はリングで仰向けのまま動けなくなった。大勢のファンが観客席で心配そうに見守る中、駆け付けた救急隊から手を握ったり開いたりできるか問われたが、できる状態ではなかった。
酸素マスクを装着してストレッチャーで搬送され、都内の病院へ。関係者は「試合直後は意識があって話はできたが、だんだん話の中身がかみ合わなくなってしゃべることができなくなった」と心配そうに話した。頚髄(けいずい)損傷の可能性もあるが「病院に行って(精密検査をして)みないと分からない。万が一ということもある。一分一秒を争う」と語った。
ヤフコメでは「この記事を見た時に三沢の事故が頭によぎった」というのが多かったが、むしろ私は高山の時のことが過ぎりました。
大谷のお子さんもまだ7歳くらいだから、今後のことを考えたらキツイな。。。。。。。
11日昼のニュース記事では、医者や関係者の問い掛けに返答するものの指先や足を始めとする身体は動かせていないとのこと。
三沢光晴を始め高山善廣、ハヤブサ等リングでの事故もありますし、練習中を含めたら大小含めてかなりの件数の事故があるはず。
大谷なら激しい攻めに耐えられると信用した上での杉浦の攻めでしょうから、『危険防止のために云々かんぬん』は承知でしょうが、こういった危険が潜むことも想定出来ますわな。
三沢の最後の相手になってしまった齋藤彰俊選手は、事故後には自宅に記者が押し寄せ、試合中の事故ですが三沢ファンから「人◯し」など罵られたり脅迫めいた電話が相次ぎ精神的に病んでしまった経緯があります。
杉浦は今のところコメントを出していませんが、電話攻撃やネット上でも叩くことを控えて頂きたい。
大谷、回復すれば良いのですが。
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