3万2000〜3万3000円! SBI証券などの手数料無料
化で中小型株に注目も、3万2000円を割れると要警戒
2023年9月22日公開(2023年9月22日更新)
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今週の日経平均株価は、金融政策決定会合を控えた
持ち高調整の動きから1000円を超える大幅下落に!
今週(9月19日〜22日)は、主要中央銀行の金融政策決定会合の結果や、開催直前の持ち高調整に伴うリバランスの動きなどに影響され、週末に向けて日経平均株価は下落。
今週(9月19日〜22日)は、主要中央銀行の金融政策決定会合を控えるなか、持ち高調整に伴うリバランスの動きが強まったことで日経平均株価は下落。最終的に先週末比で1103.68円(3.37%)安い3万2402.41円で終えました。
■日経平均株価チャート/日足・3カ月
日経平均株価チャート/日足・3カ月
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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9月19〜20日開催の米・連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利が据え置かれましたが、年内にあと1回の追加利上げを行う余地が残されました。その結果、FOMC通過後は、改めて金融引き締めが長期化するとの見方が広がり、米国市場では売りが優勢となりました。
一方、日本市場においては、9月21〜22日開催の日銀の金融政策決定会合での政策修正への思惑などがくすぶるなか、いったんポジションを中立に戻す動きに向かいました。これにより日経平均株価は前週の上昇部分を打ち消し、週末22日には一時3万2150円近くまで下落。しかし、その後、日銀の金融政策決定会合が「金融緩和の維持」を決めたことで警戒感が後退し、買い戻しの動きが強まって下落幅を縮めました。
来週の日本市場は、米国の重要指標の動向を見極める展開に!
配当落ち後、日経平均株価が3万2000円を下回ってくる可能性も
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
3万2000円 〜 3万3000円
来週(9月25日〜29日)の日経平均株価は、主要中央銀行の重要イベントを通過したことにより、落ち着きを見せてくる可能性があります。ただ、米国で8月の個人消費支出(PCE)や9月のミシガン大学消費者態度指数確報値、9月の消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)などの経済指標の発表のほか、マイクロン・テクノロジー(MU)の決算が予定されていることから、これらの影響を見極めたいムードが広がるでしょう。
また、中間配当における権利確定日後の予想配当落ち分は250円程度と見られています。ただ、その影響があったとしても、日経平均株価が3万2000円を下回ってくるようだと市場のセンチメント(投資家心理)が悪化する可能性はあるでしょう。
さらに、配当志向の物色が一巡し、手掛かり材料に欠けるなか、弱い値動きが目立っていた中小型株には、個人投資家主体の資金が向かいそうです。10月からSBI証券と楽天証券で株式の売買手数料が無料となることもあり、低位材料株で値幅取り狙いの動きが活発すると考えられます。
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【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
丸三証券が+56.36%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップの丸三証券(8613)は、9月15日に2024年3月期から2028年3月期までの間、普通配当に加えて特別配当を実施する方針を発表したことが材料視されました。9月末中間配当は特別配当15円を加えて25円にし、期末配当にも特別配当15円を加える予定。この発表を受け、ストップ高を交えての上昇になりました。
値上がり率2位はジェイ・エスコムホールディングス(3779)。明確な材料は見当たりませんが、市場全体が不安定な値動きのなか、低位材料株物色として個人投資家による短期的な値幅取り狙いの資金が集中したようです。
値上がり率3位のグラッドキューブ(9561)は、9月19日にworkhouseからAI開発・運用や医療DX開発などの事業を譲り受けると発表したことが材料視されました。事業拡大を期待した買いが入り、連日で強い上昇を見せました。
一方、今週の値下がり率ランキング1位はピクセラ(6731)。超低位銘柄であり、先週末の3円から今週末は2円に下がりました。
値下がり率2位のオーミケンシ(3111)は、前週にはファンケル(4921)などと「肌の保湿機能を備えた改質繊維、糸、生地及び繊維製品」に関する特許が登録されたと伝えられたことが材料視され、ストップ高を交えて上昇しましたが、今週は一変して換金売りの流れとなりました。
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