最初(其の一)の記事 で触れましたが、もともとは観たいと思った映画が、徐々に増えて行き、来場者特典等の影響もあってリピート鑑賞する機会が増えて行きました。
その関係で複数の映画館に足を運ぶ機会が多くなり・・・、足を運ぶ映画館が増えた結果、それぞれの劇場の魅力に気が付き、さらに足を運ぶようになった・・・、って感じかと思います。
数年前までは、仕事の関係で通勤(帰宅)の通り道の途中で、寄り道しやすい映画館に足を運ぶという程度だったので、足を運んでいた劇場の数は4か所程度でした。
(人によっては、それでも多いと思うかもしれませんが・・・)
その流れが大きく変わったのは、2015年公開の 「劇場版ラブライブ」 を観に行った時辺りからでしょうか・・・。
TVシリーズの人気や、μ'sの人気もかなり高かった事もあり、劇場版はロングランの上映となりましたが、その際に週替わりの来場者特典を配布していた事もあり、それを求めて劇場を梯子した事もありました(笑)。
まぁ、私の場合は通算で10回というリピート鑑賞をしましたが、観に行った劇場は、5、6か所くらいはあったと思います。
そして、その年の年末から翌年の2016年にかけ、まさかリピート回数20回以上(22、3回くらい?)という映画作品、 「ガールズ&パンツァー 劇場版」 が登場し、その際に足を運んだ劇場は10か所を軽く超えたと思います(笑)。
作品の舞台となった大洗町へ何度も足を運ぶほどに、もともと作品自体が好きだった事もありましたが、劇場版の出来自体も良く、来場者特典の事など無くとも足を運んでしまったんですよね。
そして、 「ガルパン劇場版」 が切っ掛けになったのは、追加上映での 4DXや、岩浪音響監督が直接手掛けられた音響調整による センシャラウンドサウンドの迫力の凄さでした。
4DXとは、ここ数年で浸透してきた新たな映画鑑賞のスタイルですが・・・・・・。
映画をただ観るだけでなく、映像に合わせて座席が揺れ動き、時には振動し、水、風、フラッシュ、煙、においと言った複合的な要素を体感する事により、映画の世界へ深く没入する、といった疑似体験を、レジャー施設などでなく映画館で味わえると言った素晴らしい物でした。
鑑賞料金は、2D作品の場合は+1000円、3D作品の場合はさらに+2~300円と、やや高めの料金にはなってしまいますが、 「ガルパン劇場版」 の場合は、非常に作品との相性が良く、揺れ動く座席に、戦車の発射音に衝撃が走り、雨天のシーンは霧雨が降りかかるような演出も入るなど、より迫力が増しました。
4DX版の鑑賞は、都合3か所の劇場で計4回観たんですが、個人的には USシネマ千葉ニュータウン さんでの鑑賞が、一番迫力があって満足度が高かったですね。
劇場自体の雰囲気も良かったので、その後(2016年秋ごろ)には、 「シン・ゴジラ」 の4DX版もそちらへ観に行きました。
自宅からは、車でゆうに1時間以上かかる劇場ですが、気に入ればそのぐらい何でもないと思ってしまうくらい、映画館での鑑賞にのめり込んでいた、とも言えるかもしれません。
「ガルパン劇場版」 のもう一つの魅力が活かされたと言えば、音響のみならず大スクリーンでの迫力ある映像の良さ、これが大きかったと思います。
公開当初(2015年の11月)の頃は、ららぽーと船橋の中にある TOHOシネマズ さんで見た、 TCXの迫力が思い出されます。
TCXとは、 TOHOシネマズ エクストラ ラージスクリーン の略称ですが、その名の通り、非常に大きなスクリーンは、座席に座ると「こ、これは・・・」と思うくらいに圧倒される大きさで、前面に広がっています。
その後、追加上映がその他の劇場でも順次スタートしていく中で、最近は一番足を運ぶ機会が多い、 イオンシネマ幕張新都心店 さんでの ULTIRA上映が始まったんですよね。
この ULTIRA も、凄まじい大きさのスクリーンで、座席に座るとその巨大さに目を奪われるはずです。
さらに、ULTIRAのより良い点は、4way立体音響により、どの座席に座っても、音の感じ方に差がないセッティングがなされているという点と、高精細で綺麗な画像で、より良い映像を鑑賞できる事でしょう。
実際、初めてULTIRAで「ガルパン劇場版」を見た時は、あまりに綺麗な映像で、 「こんなに違うのかッ!」と驚かされました。
さらに、その数か月後には、岩浪音響監督によるチューニング、という化け物じみた音響セッティングにより、よりパワーアップを果たし、ロングラン上映を続ける事になったんですよね。
(音響監督を交えたトークショーも、2回見に行きましたw)
これらの要素が重なりあった事により、他の映画作品も色々な形で劇場に足を運ぶ事となり、昨年の50回前後鑑賞と言う形式に繋がって行く事になった、と言う所です。
映画を観に行かない方からすれば、何故そんなに・・・?と、思う事かもしれませんが、自宅でDVDやブルーレイを見た時とは比較にならない感動が、劇場で待っているとすれば、必然的に足を運びたくなる、そう思います。
長々と書いてしまいましたが、あまり映画に行かない方が、一人でも多く共感し、劇場に足を運んで頂ければ、幸いです。
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