冬至も過ぎて本格的に寒くなって来ましたね!
わが家では、今年電気代が意外なほど安くすんでいます。
光熱費節約のために効果的だったのが、足元と首を温めることです。
首に関しては、マフラーやショールをまめに巻いています。
首元から暖かい空気を逃がさないようにすると、体感的に違います。
足元の保温は、こたつのおかげです。
遠赤外線、万歳
去年までのホットカーペットとは底力が違います!
こたつを出すと掃除が大変だし、喘息もちの子供がこたつの中にもぐるのが嫌でやめていたのですが、
子供も大きくなって掃除する時の力仕事で頼りになるし、喘息も軽くなって来たし、
こたつ様再来の冬といたしました
さて、こたつと並んで節約志向の高い方に愛される湯たんぽ。
実は、意外な危険が潜んでいます。
我が家で昨年以前に起こった、家族のうち2名の湯たんぽ失敗談をご紹介します。
次子の場合
身体健康な小学校高学年。
湯たんぽを就寝時に布団へ入れて使用。
湯たんぽについていた巾着タイプ専用カバーでおおいをして、足先から充分離したことを確認して
就寝しました。
しかしある日、寝相が悪い子供のこと、偶然かかとが湯たんぽに接触してしまいました。
しかも運悪く、巾着の口が緩んで中身の湯たんぽが露出している部分に直接足が接触した状態のまま
寝ていました。
翌日はそんな事件があった事も気付かずに過ぎました。
翌々日、足の違和感。
1週間後、湯たんぽ接触部の皮膚が黒っぽくなりました。ここで病院へ…
皮膚科の診断は 「低温やけど」。かかとの皮膚が一番ぶあついところでも、低温やけどになるんです
正直な所、「足の違和感」の段階ではやけどを想定していなかったのでのんびり構えていました。
低温やけどは見た目より重症になる事が多く、治癒状況が悪ければ、患部を切除することになるかも…
と言われました。
実際には、切除する必要はなく外用薬を塗って様子を見るだけで治癒しました。
教訓:就寝中に湯たんぽを使うべからず、床に入る前の布団を温めて、就寝時に布団から取り出そう!!
私の場合
しっかり覚醒した状態で、パソコン作業中に湯たんぽを使用。湯たんぽをタオルで巻いた上から専用カバーを完全に被せて使用。
作業に集中して、足先に注意を配らなかった。普段から血行不良・足先の知覚に鈍麻あり。
パソコン作業終了してから数時間経過して、足の違和感を感じました…
上記の子供の低温やけどを経験した後だったため、すぐに足先を洗面器にためた水で冷却しました。
(低温やけどは深い部分まで熱が届いている事が多く、普通のやけどにくらべて冷却の効果は低いです。
しかし他に出来ることはありません…)
翌日には水疱が出来ており、皮膚科でやっぱり「低温やけど」の診断をもらいました
血行不良・足先の知覚鈍麻があるので、足があたたまった自覚がないのに、
寝ている時でもないのに、低温やけどをしていました。
しかし、もともと低温やけどは良く起こる事らしく、
・就寝中の方や乳幼児&高齢者が暖房器具でやけど
・ポケットに入れたスマホ、使い捨てカイロでやけど
・夏場に膝の上でノートパソコンを使っていて、パソコンの発熱で、接触していた膝や手のひらをやけど
等々珍しくないそうです。
血流の良くない部分は、皮膚の内部に届いた熱を逃がす働きも良くないということになり、
意外な部位もやけどするようです。
湯たんぽは、火事のおそれがなく節約にもなり、大好きだったのですが、
リスクの高さを自覚しているのにやらかしてしまって大後悔!!
私の場合は、血行不良・足先の知覚鈍麻というリスクですが、
高齢者・お子さん・アルコールを摂取した方・糖尿病の方・自分の意思を伝えるのが難しい方etcetc…
湯たんぽの使用にリスクがあると考えられる方はたくさんいらしゃると思います。
私を含め、身体を冷やさないようにすすめられていることもあるかと思います。
どうぞご注意くださいね!!
私の経過ですが、足先のもっともやけどがひどかった部位は、以前にもまして知覚が無くなりました。
子供と同様、切除などはしなくて済みましたが、足先がこの先どうなるかは心配です…。
今後は、温度調節機構のある電気式の暖房器具(こたつか電気カーペット等)と足湯のみにして湯たんぽはやめておこうかなと
考えています。
教訓:湯たんぽの使用にリスクがあると考えられる方は、安易に湯たんぽを使う前に他の方法も検討しよう!!
以上、湯たんぽに対する実体験でした。
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お読みいただいてありがとうございました
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