東京都内で開かれているこの展示会は、医療や介護、サービス業などの分野での最新のロボット技術を紹介するもので、144の企業や団体が出展しています。
今回は介護現場で使われるロボットの出展が多く、話し相手に顔を向けながら会話できるというロボットや、入浴やトイレを支援するロボットも紹介されました。
このうち、トイレを支援するロボットを出展した大手住宅メーカーの担当者は「人口減少で介護現場の人手も足りなくなっていますが、介護ロボットで自宅で不便なく暮らすお手伝いができればと思います」と話していました。
会場には、このほか、ビルや橋の老朽化をチェックできるという箱形のロボットなど、さまざまな分野での利用を想定したロボットが披露されました。
製造業で導入が進んでいたロボットは、最近では介護現場などでの活用も始まっていて、政府は国内の非製造業の分野で使われるロボットの市場を2020年までに今の20倍に引き上げる目標を掲げています。
この展示会は今月17日まで東京ビッグサイトで開かれています。
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