「MRJ」=三菱リージョナルジェットは、三菱重工業の子会社「三菱航空機」が6年前から開発している小型ジェット機です。
機体の強度や耐久性を確認する「地上試験」が今月から愛知県の施設で進められていますが、飛行試験用の機体が完成したため、18日、愛知県豊山町の工場で関係者に公開されることになりました。
MRJは、座席が78席と92席の2機種が開発されていて、新興国を中心に需要が高まっている近距離の地域を結ぶ路線での利用が想定されています。
会社側では、地上試験に続いて、来年4月にも飛行試験を行う計画で、順調に進めば、早ければ3年後の平成29年4月に、「YS−11」以来、およそ半世紀ぶりとなる国産旅客機として航空会社に最初のMRJが引き渡されることになっています。
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