今回公開された「海からのストリートビュー」のパノラマ画像は、6月〜9月にかけて撮影した大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、雄勝、塩竈の8エリアのもの。Googleマップ、Google Earth、Googleマップビュー上で見られる。
撮影機材は、専用のマウントを使って漁船に取付けた「トレッカー」を使用。復興に取り組んでいるコミュニティの参加者、漁師や地元の人などの協力を得て、養殖場や岩礁を避け、可能な限り陸に近付きながら船を操縦し、約400kmを撮影した。
プロジェクトは、2011 年の東日本大震災で地震・津波の大きな被害を受けた地域をストリートビューで撮影、その被災の様子をパノラマ画像で記録する「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環として行ったもの。これまでの陸からのストリートビューに海からの視点を加え、三陸の景観を記録することを目的としている。
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