総務省は28日、次世代の携帯電話「第4世代(4G)」の周波数割り当てについて、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社が申請したと発表した。
大手3社に年内にも割り当てられることがほぼ確実となり、各社は2016年度にも4Gのサービスを始める方針だ。
4Gは、固定の光回線並みの毎秒1ギガ・ビットの通信が可能で、通信速度は現在最新のLTE(次世代高速通信)に比べ約10倍となる。約2時間の映画DVDのデータが30秒でダウンロードできる。
当初はソフトバンクグループのワイモバイルも割り当てを希望していたが、総務省が同一グループからの申請を認めない方針を示していた。
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