自民党の谷垣禎一幹事長は29日、年内の衆院解散・総選挙の可能性を指摘する声が出ていることに関し「厳しい状況を打開しなきゃいけない時には、いろいろ議論が出てくる」と述べ、安倍晋三首相が早期の解散に踏み切る可能性を示唆した。首相と官邸で会談した後、記者団に語った。国会審議では「政治とカネ」で閣僚の疑惑追及が続いており、野党をけん制する狙いがあったとみられる。首相との会談では、衆院解散・総選挙に関する「議論はなかった」とした。
両者は会談では、30日告示の沖縄県知事選や今国会の法案審議状況などについて意見を交わした
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