デング熱は蚊が媒介する感染症で、2日までに東京都や大阪府それに青森県など10の都府県に住む36人の感染が確認され、全員が先月東京・渋谷区の代々木公園やその周辺を訪れた際に、蚊に刺されて感染した疑いのあることが分かっています。
東京都は蚊が活発に活動する来月まで、週に1度公園内にウイルスを持った蚊がいないか調査することにしていて、2日に公園内の10か所に蚊を採集する装置を設置しました。
3日は午前中から東京都の職員3人が装置の網に捕らえられた蚊を採集し、動きが鈍くなるよう保冷剤が入った袋の中に入れていました。
今後都の研究施設でデング熱のウイルスを持った蚊がいないか検査することにしていて、結果は5日までに出る見込みです。
東京都の環境保健衛生課の齊藤祐磁課長は「今後の患者の動向と蚊のウイルス調査の結果などを踏まえ、必要な対策を検討したい」と話しています。
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