甘利氏は「いろいろなシミュレーションを始めている。経済指標とシミュレーション、注意点をそろえて判断材料にしていただかなくてはならない」と説明。そのうえで「仮に引き上げた場合には経済のてこ入れが必要だ。規模等は財務省や経済産業省を交えて作業していく」と述べ、引き上げ時には経済対策を行う意向を示した。
甘利氏はまた、同日のNHKの討論番組で、景気状況について「(4月の消費増税の)反動減が過ぎると、7月からはかなりの勢いで回復するという民間予測があるが、民間が期待したほど強くはない」との認識を示した。
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