体操の日本男子団体は、世界選手権36年ぶりの頂点を目指したが銀メダルに終わった。第1種目の床からのリードを終始守り、中国の最終演技を待った。中国の最終演技者が15・966点の高得点をたたき出し日本を0・100点上回り大逆転で金メダル。
0・991点差を2位中国につけ最終種目の第6ローテーションの鉄棒を向かえた日本は、加藤凌平(20)=順天堂大学=(14・200点)、田中佑典(24)=コナミ=(15・266点)、内村航平(25)=コナミ=(15・400点)の3名が演技。後から演技する中国に45・857点の差をつけ中国の最終演技を待った。日本は、最終演技者を待ち15・866点とリードしていたが、中国が15・966点で大逆転。惜しくも敗れ4大会連続の銀メダルだった。
上位3チームの得点は以下の通り。
▽1位 中国 273・369点
▽2位 日本 273・269点
▽3位 アメリカ 270・369点
内村航平「100パーセント以上を出し切った。満足はしていないが、いい演技ができたことに関してはよかった。(中国との差は)場所の分の0・1かなと思っている。今回はしょうがない」
白井健三「本当に負けた気がしない。(中国との)0・1の差はどこでも埋められた。ラインオーバーのミスが悔しいので、種目別で修正したい」
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