「プリン体ゼロ」のブランド別販売状況は、いずれも9月2日発売のキリンの「淡麗プラチナダブル」(94万ケース)、アサヒの「スーパーゼロ」(54万ケース)、サントリー酒類の「おいしいZERO」(36万ケース)と続いた。3社とも8月末の出荷分を含む。先行発売のサッポロビールの「極ZERO(ゴクゼロ)」の9月の販売は52万ケースだった。
ビール大手5社で構成する業界団体が同日発表した1〜9月の発泡酒出荷量も前年同期比1.7%増の4430万ケース(1ケース=大瓶20本換算)と、2002年以来12年ぶりのプラスに。年間でも12年ぶりの増加に転じそうだ。
半面、第三のビールは3.5%減と登場以来初のマイナスに転じた。ビール類市場全体が頭打ちなところに、発泡酒人気の余波を受けた。ビールも夏場の天候不順が影響し1.0%減、ビール類全体では1.6%のマイナスだった。
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