立花社長はこれまで新監督の条件として「会社のコンセプトを理解した上で勝たせる人」と話してきた。大久保新監督は12年は1軍打撃コーチ、昨季から2軍監督として若手の育成に努め、選手の能力を把握。今季は17試合で監督代行として指揮を執り、星野前監督の野球を継承できるという点でも評価された。現在は宮崎での秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)で指揮を執っているが、近日中に仙台に戻り就任会見を行う。
新監督が決まったことで、球団は今後、組閣作業を急ぐ。大久保監督とともに2軍の酒井、高村両投手コーチ、大石バッテリーコーチ、沖原内野守備走塁コーチらが1軍に昇格することが濃厚。打撃部門は田代、平石コーチが留任する可能性が高い。2軍監督には仁村1軍チーフコーチが就任する見込みだ。
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