しかしTOEIC SWの受験者数はまだまだ少ないようである。
私はというと、TOEICテストはIPを含めて20回以上は受験したと思われるがTOEIC SWテストはというと一度受験したきりである。
海外短期留学から帰国してから、何とかスピーキングを維持したい思いでオンライン英会話など実施していた。TOEIC SWテストについては、存在は従来から知っていたので、当該テストの受験が、スピーキング継続のモチベーション維持になればと思い受験を決めた。
TOEIC SWの試験知識がない私は、とりあえず公式問題集を購入。
TOEICテストとは違いTOEIC SWの対策本はほとんど出ていない。
TOEICテストで公式問題集に圧倒的な信頼を寄せていた私は、今回も 公式問題集 を選ぶこととした。
私は一度しか受験していないので、そんなに偉そうなことは言えない。
ただ、TOEIC SWテストについては、公式問題集は劇的には役立たないと思われるということだ。
もちろん、何も出題形式を知らない人間にとっては購入価値はあると思われる。
この公式問題集は、あくまでTOEIC SWテストの出題形式を知るために購入すべしである。
例えばスピーキングの問題にしても、受験者の解答例がいくつか収録されており、それぞれ三段階評価で、優・良・可の解答例を聞き、何故解答として、良いか悪いかを詳細に解説している。
そのため、通常のTOEIC公式問題集のように、繰り返しまくって、能力を向上させるというものではない。
よって、まずは TOEIC SW公式問題集 で出題形式を掴んだ後は、 有名講師陣が書いている書籍 を購入することをお勧めする。
ちなみに、この試験が実際にスピーキングとライディングの能力向上に役立つか否かである。
私はもちろん役立つとは考えている。
しかし、やはりTOEICと同様に試験の弊害であり、点数の向上のためだけに取り組めば、能力向上の有効性は落ちるであろう。
スピーキングは人に話すこと、ライディングは人に読んでもらうことである。
いくらコンピューターに向かって試験を受けても、実際伝わっているかどうかなんて、その場では分からない。
実務の現場では、日本語と同様に一つずつやり取りしながら、相手の理解を確認していくのである。
昔はLPIという面接型の試験もあったようだが、今再開されたなら是非受けてみたい。
TOEIC SWは試験対策ではなく、実務に携わっている人間が半年に一度とか、力試しのために、対策なしで受験するのが良いかもしれない。
海外赴任終了後に受けてみたいな〜。
Alex
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド
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