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posted by fanblog
2019年08月03日
B'z「Survive」
1997年に発売されたこのアルバムは「後期の全盛期」アルバムと言えます。
この後、爆発的に売れた「ベストアルバム」が出ます。
価格: 298円
(2019/8/3 12:13時点)
感想(2件)
1.DEEP KISS
心臓の鼓動音がだんだん大きくなり、その後いきなり激しいギター音で始まる楽曲(途中で笑い声も)。
冒頭の鼓動音や救急車のサイレンの音のサンプリングも用いられている。
曲の最後では特殊なフィルターを使って稲葉さんの声を犬の鳴き声のような音に仕上げている。
松本さんは、「メロディが完成した後、アレンジ(編曲)は後に楽しみにとっておいた。いざアレンジに取り掛かったら、編曲は一日で仕上がった」とのこと。
2.スイマーよ!!
打ち込み主体の楽曲で、編曲を担当した徳永暁人のテイストが色濃く出ている。
沖縄で制作され、元々は大人っぽい雰囲気のメロウな曲だったという。タイトルは、雑誌「鳩よ!」が元になっているらしい。
31stシングル「ultra soul」の2nd beatには一部の歌詞を変更・追加してアレンジしたものが収録された。
また今曲は、1997年の「ミュージックステーションスーパーライブ」で「Calling」と共に披露され、間奏の打ち込み音を松本のギターソロに、その後の打ち込み音はベースのスラップに変更されるなど、多少アレンジが加えられたものだった。
ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』の収録曲を決めるファン投票では15位に入った。
『B'z The Best "ULTRA Treasure"』のファン投票でも15位となり初のベストアルバム収録を果たした。
また、2000年に発売されたライブ映像作品『once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜』の発売前に「映像化して欲しいライブ映像」のリクエストを募集したところ1位を獲得。
「世界水泳」では欠かせない一曲となった。
3.Survive
表題曲であるが、アルバムタイトルが全て大文字なのに対し、楽曲の方は頭文字のみ大文字となっている。
歌詞が出来たところでアルバムタイトルにしようという事になった。
メンバー曰く「今の気分が反映されている」。
4.Liar! Liar!
23rdシングル及び、本作の先行シングル。
メンバー曰く「B'zで最も時間がかからずに完成した曲」。
元々のコンセプトは今のサウンドとかつてのサウンドの融合。アルバムのために作られたが、出来が良かったためシングル曲になった。
イントロのシンセサイザーの幻想的な音も特徴の一つ。
5.ハピネス
テレビドラマ『ガラスの仮面2』のエンディングテーマ。
松本は今曲のギターソロをアコギで演奏しており、仮で録ったテイクが採用されている。
6.FIREBALL
21stシングル。本作のレコーディング期間より前の1996年12月に完成していたが収録された。
MVでは当時「MCハマー」しか使用していない「炎」の演出が施されている。
7.Do me
「B'z LIVE-GYM Pleasure '97 "FIREBALL"」のリハーサル中にセッションして作られていった曲で、元のタイトルは「DO-ME」。
同ツアーの未発表曲として披露され、要望が多かったため本作に収録された。
「Liar! Liar!」が完成するまではシングル曲候補だった。
上述の初披露となったツアーはB'zとして初のドームツアーであり、ナゴヤドーム公演はこけら落としとなった。しかしこの曲名については「ドーム(Dome)」と掛けているわけではなく、全くの偶然だという。
8.泣いて 泣いて 泣きやんだら
元々1994年頃に制作された曲で、その時から「三連ロックバラード」という構想があったものの、アレンジがなかなか決まらなかったが、稲葉から借りたフライングVの音色がきっかけで解決したという。
裏の名曲と言われていて、スナックなんかで歌ったら「泣く」人が続出しました(笑)
9.CAT
アルバムの制作過程で、「Calling」に次いで2曲目に制作された楽曲。
女性をネコにたとえて歌っている。
キーが高く、稲葉さんもライブで歌う際苦労したという。
PVも存在しており、サングラスにスーツという出で立ちで夜の街を歩きながら歌う稲葉さんの映像で構成されている。
10.だったらあげちゃえよ
沖縄で制作された。
ブラスやピアノをふんだんに取り入れられ、ファンク色が強い。
CMではメンバーやスタッフ達が勢ぞろいして、今曲を歌っている映像が流れた。
11.Shower
こちらも沖縄で制作された楽曲であり、歌詞も沖縄で泊まっていたホテルから見えた風景が元になっている。サビ前のファルセットのコーラスも沖縄のホテルですでに稲葉が歌っていたもの。
フェンダーローズや打楽器が使用されている。
1997年6月21日に死去した俳優の勝新太郎を偲んだ歌と言われているらしい。
12.Calling
22ndシングル。
「Liar! Liar!」とは逆に、最も完成に時間がかかった曲らしく、メンバー曰く「アルバムのレコーディングはこの曲で始まり、この曲で終わった」。
現在のライブでは、1997年の「ミュージックステーション、スーパーライブ」で披露されたテイクを多く使用しており、エンディングで盛り上がり稲葉さんがシャウトしているバージョンがあまりにも有名。