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    2017年12月19日

    ごく平凡な-輝いていない瞬間-を共有する写真アプリ「Minutiae」









    今はやっていない人がいないんじゃないかというくらい話題のSNS。
    いまさらわからないなんて聞けないな、、、
    なんて方の為に、SNSとは....

    ソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service,) の略です。
    Web上で社会的ネットワーク(ソーシャル・ネットワーク)を構築可能にするサービスである。

    具体的には、日記やメッセージなどを通じて友人や知人・共通の趣味を持つ人達とインターネット上で繋がる。

    コメントやトラックバック機能などの機能を含むブログも広い意味ではSNSである。


    人気どころだと Twitter Facebook Instagram といったところでしょうか?

    投稿した記事や呟き、写真にいいねしてもらえると嬉しいですよね!

    でもなんだか、写真がいいから載せているのか、いいねが欲しいから載せているのかわからなくなる時って有りませんか?
    そんな時はこちらのアプリを使ってみてはいかがでしょうか?



    o0620046614085791658.jpg

    今年の流行語には「インスタ映え」なんて言葉がノミネートしたくらい、いいねがもらえる写真が流行っています。
    このアプリはInstagramとは全く逆の発想で、生活のあまり華やかでない瞬間を記録するように設計されている。
    しかも「いいね!」もプロフィールもなく、匿名のまま知らないユーザーどうしで、1回に60秒間だけ写真を共有できる。

    o0640048014085808001.jpg

    1日に1回、ランダムな時間に『Minutiae』から写真を撮影するよう指示が出される。
    1分以内にそれに応えないと、その日は通知が現れなくなってしまう。

    アプリを開き、カメラを構え、5秒以内にその瞬間を撮影する。構図を検討している時間はない。
    かっこいい被写体を探すチャンスもない。その結果、より真実に近い生活のスナップショットが撮れるのだ。


    このアプリを考えたのはダニエル・ウィルソンとマーティン・アドルフソン。
    二人は自分のカメラロールがSNSにあげられなかった「ボツ」の写真ばかりな事に気が付いた。
    いい写真だなと思って撮影したものの、いわゆる「映え」ない写真達。

    Instagramのようなアプリのおかげで、私たちは写真を撮る前に、「この写真は撮影した後に投稿できるだろうか」をまず考えるようになっている。
    「いいね!」の評価を互いにつけ合うソーシャルメディアが、ほかの人たちを喜ばせるような写真だけを撮影してシェアすべきだと私たちに思わせているのかもしれない。

    写真を撮るときに、あとでフィルターで加工することを考えながらカメラを取り出したことがいままでに何度あるだろうか。
    シェアできるほどかっこよくなかったとか、面白くなかったといった理由で写真を消したことがいままでに何度あっただろうか。

    コロンビア大学の研究者ティン・チャンによれば、人々は平凡な瞬間を記録するのを控え、かわりに結婚式や卒業式、大騒ぎした夜など、人生の大きな出来事をカメラにおさめるようになっている。

    おかげで私たちは、たいして重要ではない瞬間を見逃すようになっています。
    しかしそうした瞬間が、実は私たちの日常を特別なものにしていることが多いのです。

    いいねをたくさんもらえるのも嬉しい事ですが、パーティーやイベントと行った特別な出来事を記録するよりも、普段の日常を記録した方が幸せな気持ちになれるという研究結果も出ているんです!

    現代のSNSは素敵なライフスタイルを表現するために写真をつくり込む行為を正当化できる場所です。
    でも綺麗な写真をみても「どうせ加工しているんでしょう?」って思う癖付いてないですか?

    o0520029214085808801.jpg


    ユーザーはMinutiaeに1日1回写真を撮るよう指示されるが、その時刻を指定できないため、実際の生活の様子がよりリアルに記録される。
    写真がシェアされることも「いいね!」で評価されることもない。
    そればかりか、アプリを利用できる時間も1日1分に制限されている。「延々とスクロールを繰り返しても満足は得られません」と製作者のアドルフソンは言う。
    「無限にスクロールを繰り返す行為は、とても疲れてしまいます」

    とことんInstagramの逆を行くアプリですが「映え」ない写真にこそ、幸せが詰まっているのかもしれませんね。

    それではまた次回★







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    posted by Iggy at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ホビー
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