Androidプログラミング—Processingでかんたん
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第2章までも誤植や古い情報がありますが、まだ検索すれば何とかなる範囲なので割愛します。問題なのは第3章でしょっぱなからうまくいきませんでした。
使用してるのはProcessing2.0.3。実機のAndroidは4.2.2です。
一般的なAndroid端末に備わっている
コンパス
カメラ
GPS
加速度計
などの各種機能をProcessingで簡単に使えるようにするにはライブラリーを使用します。「Androidプログラミング—Processingでかんたん」では「Ketai」というライブラリが紹介されていてその入手先として次のURLが記述されています。
http://code.google.com/p/ketai/
しかし実際にアクセスしてみると403エラーでアクセスすることができません。
403. That’s an error.
Your client does not have permission to get URL /p/ketai/ from this server. That’s all we know.
Processing2.0.3の「Sketch→Import Library...→Add Library...」からも入手することはできませんでした。
「Ketai」の開発者のWebサイトに行けば直接入手できますが、どのバージョンもProcessing2.0.3では動きません。Processing3なら動くようなのでProcessingの 公式サイト から最新版をダウンロードします。現時点での最新版は、3.0.1です。
Processing3を起動したらAndroidモードを追加し、「スケッチ→ライブラリのインポート…→ライブラリの追加…」を選択します。左上の検索窓に「Ketai」と入力するとヒットするのでこれをインストールします。これで「Ketai」が使えるようになります。なおProcessing2.0.3ではtargetSDKがAndroid2.3.3のAPI10に固定されていましたがprocessing3ではインストールされているSDKに応じてtarget SDKを変更できるようになっています。「Android→Select target SDK」から変更できます。ただし選択できるのはAndroid4.0.3 API15以降です。これ未満のAPIは選択できません。実際に開発する際には使用する実機より低いバージョンのAPIをtarget SDKに選択します。
Processing3字体はコード保管やデバッグ機能などProcessing2より便利になったところも多いようですが仕様の変更でProcessing2では動いたプログラムがProcessing3では動かないということもあるみたいです。
このあとのサンプルアプリも加筆修正が必要な個所がありますので後々追記していこうと思います。
「Androidプログラミング—Processingでかんたん」の3章で修正が必要なプログラム
実機でのデバッグの仕方についてはこちらをどうぞ。
【実機】Processingを使用してAndroidアプリの開発を行う【デバッグ】
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