いくつかの会社を経て働くママとなった今、「この時短術って、仕事だけでなく家でも使える…!」と思うので紹介します。手順は3つです。
第一段階:まず「人」で判断し2択に分ける。
全ての仕事について、「 私にしか出来ない仕事」と「 他の人でも大丈夫な仕事」の2つに分けるよう教わりました。報告書を作成するような考える仕事はもちろん絶対に私がやらなければいけません。でも、備品を数えて確認するような仕事は、バイトさんがやっても私がやっても同じです。であれば、バイトさんにやってもらうべし。
あれもこれもやらなくちゃという状態から、「私だけ」OR「バイトさんで可」の2つに分けました。当時は新人で雑用も多かったので、これを分類するだけで、非常にスッキリしました。
これを職場でなく家で考えるなら、「 ママしかできない」のか「 パパや子供でも可能」か、やることを2種類に分けるということですね。
第二段階:人に任せる仕事は、ルールを決めてから投げる
バイトに任せられる仕事とはいっても、丸投げしたら仕事の質が低下しますから、私がやった場合と同じ仕事結果になるよう、やり方をきちんと ルール化(=マニュアル化) して紙に記載するように!と教わりました。家事で考えると分かりやすいと思います。子供に「玄関掃除しといて〜」と丸投げしても、期待する結果は得られません。玄関掃除とは具体的に何をやるのか、明文化してからやらせることが大切です。
基本の玄関掃除とは、
?@靴を全部どけて
?Aほうきではいて
?B靴をキレイに並べ直す
この3つをやったら完了と決めて紙に書いておく。
「玄関掃除」というお仕事がフワッとしたまま子供にやらせると仕上がりがイマイチで、「玄関を掃除してって言ったでしょ!?」「やったもん!」という親子喧嘩に。仕事が終わっていない上に、やりとり(喧嘩)に時間がかかるという、残念な結果になります。何のために自分以外の人にやってもらうのかって、それは 仕事を時短に進めるため です。それなのに余計に時間がかかる(やり直しを指示する・もめごとになる)事態になったら、全然時短じゃない。職場でも家でも、人に仕事をやらせるときは ルール化が必要で、最も効果的なやり方を簡単、簡潔に明文化しておくのが大切です。
第三段階:自分がやる仕事を、時間と特長で分類する
最後に人に任せず自分でやる仕事を分けます。かかる時間と場所で分類します。時間系(ABC)と場所系(abc)の組み合わせで、どれくらい時間のかかる×どんな仕事かを明確にして分類します。
A:5分で済む
B:30分かかる
C:1時間以上かかる
a:どこでも出来る
b:社内ならどこでも出来る
c:限られた場所でしか出来ない
(※個人情報等の問題で特定PCのみ、または外出先のみ可能など)
B:30分かかる
C:1時間以上かかる
a:どこでも出来る
b:社内ならどこでも出来る
c:限られた場所でしか出来ない
(※個人情報等の問題で特定PCのみ、または外出先のみ可能など)
これを手帳などに書いておきます(→ 手帳はあな吉手帳を参考にアレンジしてます )。そうすると、例えば会議の開始が1時間遅れるとなった時、「(b)社内ならどこでも×(B)30分の仕事を2つやっておこう」とすぐに取りかかれるというわけです。
家事も作業ごとに時間が分かっているといいです。日々なんとなく床掃除をしていたら、5分なのか20分かかるのかあまり意識しませんが、リビングだけなら5分、廊下も入れると10分、とハッキリ分かっていれば、家でポッと10分時間が出来たとき、床掃除しちゃおう!とササッと出来ちゃいます。
まとめ:時間は平等!全ては自分次第!冷静に時間を使えば道は開ける
「ああ〜!忙しい!」とテンパりそうな時ほど、いったん冷静になって仕事を分類しなさいと教わりました。働くママとなった今、仕事に全力投球だった日々とはまた違う忙しさがあります。私は今でも、忙しさの渦に巻き込まれそうになった時は、新人時代に教えてもらったこの教えを思い出します。 全体を把握し、仕事を分けて、並べ変えて、順番にやっていけば、そのうち道は開ける。
今、忙しくて目が回りそうだというアナタ、いったん落ち着きましょう。やらなきゃいけないことを冷静に分けて考えてみましょう。大丈夫!今の忙しさが永遠に続くわけではありません。自分も成長してキャパが上がりますし、子育ても大変さの種類が変化していきます。上司の言葉「 時間は平等、全ては自分次第 」を唱えつつ、今日も頑張るBettyでした〜
素敵なワーキングマザーさんがいっぱい!
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