近所の坊さんから直接聞いた話。
その坊さんいわゆる寺無し坊主なんだが、
(坊主の息子だと自動的に自分の家告ぐから良いが、
一般人が坊主になると自分の入る寺が無い)
上から言われて、
20年程空き寺になってた所の
派遣住職やることになんたんだと。
んで、その寺へ行って
20年ぶりにの本堂の扉を開けたら・・・
半透明の魑魅魍魎(と表現していた)が
うようよ蠢いていたらしい。
俺の理解力が足らないのかもしれないが、
イメージ的には空気の澱みみたいなもので、
99%が空気で残りの1%がもののけ成分みたいな・・・
そのときはその坊さんびびって暫くその場で固まっていて、
最終的には扉閉めて逃げ帰ったんだそうな。
んで、上には一年待ってくれと頼んで
その一年間かなりきつい修行積んだんだって。
そして一年後、完全装備(?)で再びその寺へ行き、
今度は本堂で一晩中読経。
明け方頃になると、
蠢いていた魑魅魍魎がすっかり消えていた・・・・
と、近所の寺の坊さん(本人)が
にこにこと語ってくれた。
あんま怖くないな、すまん。