義理の親とはいえ、いわば「親族」側ですから、
ただ、お葬式に参列すればいいという立場ではなく、
訃報を受けてからの1週間という期間は本当に
怒涛の様に目まぐるしい時間でした。
この度の体験を通じ、親など親族にもしもの事があった時、
考えたくは無いけど「事前」に準備しておきたいと思ったことを
書いていこうかと思います。
ある程度の年齢にもなれば、
絶対に避けては通ることができないことで、
通常の暮らしの中では思いもしない「お葬式」のこと。
事前に考えておくことの重要さをひしひしと感じました。
「親族側として」葬儀を経験したことで感じたこと
来るべき時に備えて事前に考えておくこと
来るべき時に備えて事前に考えておくこと
何もない日常の暮らしの中で親しい人の「葬儀」なんて
普通なら頭にもよぎりませんよね?
実際、私も今年になるまではそう思っていました。
そう・・・、年が明けるまでは本当に頭の片隅にも
ありませんでした。
【今回の状況】
- 亡くなったのは義理の親
- 亡くなった時期は今から1月前
- 義実家とは飛行機に乗る距離
- 年明けしばらくして持病が悪化した
そんな状況となり、実子である家族は仕事を
やりくりしながら幾度か帰省を繰り返しました。
そのあたりから「正直なところ長くはない」感じとなり
来る日は明日か明後日か・・・という落ち着かない日々が
4週間ほど続いた結果、訃報を受けました。
私たちの場合、
こんな状況だったのである程度覚悟を決める時間的余裕が
実際にはありましたが、
中には私の祖母のように交通事故で突然この世を去るような
こともあるわけで、
その時の私の母の気の動転振りは子どもながらに今でも
記憶しています。
そして、訃報を受けてから親族側として葬儀を終えるまでの
約1週間は正に怒涛の様な日々でした。
落ち着いた頃にこの経験をしたことで一番感じたことは、
自分が喪主(施主)で親族の葬儀をいつかはする訳ですので、
その時に備えて事前に葬儀のプランなどの情報を集めたり、
場合によっては葬儀の業者さんを決めておくことでした。
なぜ?事前準備を考えておいた方がいいのか?
人によっては考え方があるように、
生きているうちに葬儀のことを考えるなんて
不謹慎という考え方があるかもしれません。
でも冒頭にも触れたとおり私たちのケースのように、
事前に覚悟を決められる時間的余裕が
必ずあるわけではないです。
ある日突然に訃報を受け、ただでさえ気が動転して
深い悲しみの中、もし、あなたが喪主(施主)として
葬儀の一切を取り仕切らなければならないとしたら・・・。
世の中にはそういったどさくさに紛れて、
葬儀を行うにあたり適正ではない価格を吹っかけてくる
悪質な葬儀業者は0ではないと聞きます。
そうではなかったとしても、
後になって「ここはいらなかった」など、
結果として考えている以上の出費となってしまった・・・
ということにもなりかねないです。
今回の私のケースでは、
実は義親がすでに自分の葬儀のために、
地元の葬儀業者さんの互助会に入っていて、
選択プランの基本料金分はすでに積み立て
してくれていました。
なので、業者さんの選択はその葬儀業者さん一択で、
プランも決まっていました。
ただ、互助会で積み立てていてもある程度はカバー
されていましたが、
実際にかかった費用は積み立てた金額のおよそ倍くらい。
(積立金450000→見積額1100000→実際の額890000)
深い悲しみとともに気が動転しているときでは、
考えが及ばなかったことが、
時が過ぎて落ち着いた時に、
ああすればよかったこうすればよかったと
後悔してしまってはいけません。
だからこそ、自分の今回の経験の中で、
一番大事だなと思ったことは事前準備でした。
【続きます】
よりそうのお葬式
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