実は年老いた実親から「もしもの時」が来たら、
葬式後は「散骨」をしてほしいと、
言われていたのです。
今回は、葬儀後のことについてのお話をしようと
思います。
新しい供養の方法「散骨」
先日、義親が亡くなり「親族側」として葬儀に関わり、
その経験を通じて思ったことは、
【体験記】親など親族にもしもの事があった時、
考えたくは無いけど「事前」に準備しておきたいと
思ったこと
https://fanblogs.jp/kyounookiniiri/archive/945/0
葬儀は「突然」やってくることがほとんど
経験したことで間違いなく言えるのは
「平時の時からの下準備」
https://fanblogs.jp/kyounookiniiri/archive/946/0
早かれ遅かれ「もしもの時」が来るのは
間違いなくその時を見据えて最低限の事前準備は
絶対にしておいた方がいいということでした。
そして、これまでは亡くなってから葬儀〜火葬までの
お話をしました。
通夜〜告別式などの葬儀を執り行って火葬。
でも、実はここで終わりません。
その後の供養の方法を決めることになります。
大多数の方々はこの後の流れとして、
元々あるお墓またはお墓を建立(室内納骨堂含む)し、
時期を見て納骨をすることになると思います。
今回の義親の場合は、
四十九日法要後地元の公的斎場に遺骨を
一時的に預け一周忌までには葬儀の際に
読経していただいたお寺さんにお墓を建立する
予定でおります。
まだまだやらなければならないことは多いのですが、
この流れの中で以前実親と話をした内容を
ふと思い出しました。
それが「葬式後は海に散骨してほしい」ということでした。
個人的には遺骨はお墓などに埋葬することしか、
考えたことがなく散骨って何?って感じでしたが、
今回の事で如何に事前準備が大事だということを
考えましたのでこの「散骨」について調べてみました。
お墓での永代供養は高額
今回、散骨というものは何かということを、
調べるにあたり下記の専門の事業所さんのwebページに
たどり着きました。
日本の散骨の歴史や今後について~みんなの海洋散骨
上記の「みんなの海洋散骨」という散骨を
専門にやっている事業所さんのブログで
散骨について詳しく解説されていて
とても分かりやすかったので
読んでみていただきたいのですが、
お墓を建立したりするということは、
半永久的にその建立したお墓を維持していく
ということになるわけで、
一度お近くの「公的」な斎場などのwebページで
その永代供養料やお墓を建立したら
どれだけの経費がかかるのかを見ていただきたいです。
これは私の親が住む地域にある公的な霊園の
永代供養における使用料と維持費です。
多分見ていただいた後の感想は「・・・」に
なるんじゃないかと思いますが、
公的な施設であってもかなりの経費がかかったりします。
さらにこの金額は使用料と維持費だけなので、
借りた区画に墓石などを建立するわけで、
すべての金額は比較的安価な墓石であっても
2000000円は越えてくるんじゃないかと思います。
故人の意思や先祖代々からのしがらみが
なければ散骨という新しい供養もあるのかなと思う
なければ散骨という新しい供養もあるのかなと思う
例えば先祖代々の菩提寺があったり信仰する宗派や
その方が特に没後はこうしてほしい・・・という
意思表示があるのであればその意志に寄り添って
あげることは言うまでもないと思いますし、
また、親類縁者の中にはこの散骨という比較的新しい
供養方法に考え方で難色を示している場合などは、
もめる原因にも繋がりただでさえ突然の訃報から
葬儀へと深い悲しみの上に疲労困憊している状況で、
追う必要のない心労を重ねることになってしまいます。
何しろ、散骨という新しい供養方法は、
墓を持たないものとなりますので、
特に年配の親類縁者の方には、
理解しがたい部分もあるんじゃないかなと
思います。
ただ、
私の親のように自らの意思で自分の没後に
散骨を希望していたり、
これも私の場合ですが特に墓もなく無宗派なので、
あまりお墓でというのはこだわっていないこともあり、
また、お墓を建立して私の世代を超えて、
未来の世代に向けてそのお墓を維持させていく負担は
余りかけたくないという考え方も持っているので、
私の親にもしもの事があった時には、
その意志が変わっていないのであれば、
「散骨」というものを選択肢の一つにしています。
あくまでも考え方だが、
実際に散骨を選択された方の評価はよい
実際に散骨を選択された方の評価はよい
自分にとって最も近い親が「もしもの時」に、
そんな状況の中で「金銭」の話なんてと、
思われる方がいても当然の考え方だと思います。
でも、葬儀をあげたりお墓を建立して永代供養
するにも「金銭」は必ず付きまといますし、
それが現実です。
最近は葬儀もできるだけ質素な形を好まれるように
なりました。
その点、散骨はお墓などの使用料や維持費など
未来の世代に渡っての負担がなく、
これからの供養の新しい形なのかなと感じます。
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まだ、私の親は健在ではありますが、
過日の義親の訃報から葬儀を執り行った経験から、
必ず「来るべき時」がやってくること、
そして、悲しみと心労の中、喪主(施主)として
様々な手続きや段階を踏んでいかなければ
ならないことを学ばせてもらいました。
必ずやってくる「もしもの時」に混乱することなく、
送ってあげられるようにするためにも、
「事前の準備」を考えていきたいと思いますし、
ご縁あってこのブログに来ていただいた方々にも
ご提案していきたいと思います。
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