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可夢偉を批判するバトンだが。。。

本グランプリで表彰台に乗った可夢偉でしたが、

翌週の韓国グランプリではサッパリでした。


不運もありましたが、予選でも振るわず、

更には決勝レースでも実質的には1周目で終わってしまったのです。


またその1周目と言うのも、自らが引き起こしたクラッシュで

他車を巻き込んで終わってしまったものでした。


日本グランプリの決勝前には、散々グロージャンの事をけなしていたのですから、

様々な理由、事情はあるにしてもこう言う事は避けなければならなかった。


当然、ぶつけられた側のバトンはお怒りです。

"It's pretty poor driving standards considering this is the pinnacle of motorsport,
And it's such a long race ... the race is not two corners long and some people need to know that and whether they will ever learn that we'll have to wait and see."

翻訳をすると、

「これがモータースポーツの最高峰だと考えると、かなりひどいドライビングスタンダードだ。それに、これだけ長いレースだと・・・レースはコーナー2つで終わるわけじゃない。そのことを理解する必要のあるドライバーが何人かいる。彼らがきちんと学習するかどうかは見守ってみないといけないけどね」

と、言う事になる様です。
from ESPN F1 ( http://ja.espnf1.com/korea/motorsport/story/91901.html )

また

"it's a great race circuit for overtaking and that's why it's just surprising that people are driving like that."

「ここはオーバーテイクも可能な素晴らしいサーキットだから、あんな風なドライビングをする人がいる事には、ただただ驚かされるだけだよ。」

とも語り、優等生なバトンですから、

I don't know what happened(何が起こったのか分からないけど)と注釈をつけながら、

また、決して"Kobayashi"と名指しはしなかったものの

自身のリタイヤの直接の原因となった可夢偉を暗に非難しました。


確かにバトンが、そう言いたくなるのも分かります。

自分の制御できる範囲外の要因でリタイアせざるを得ない事にはイライラするものでしょう。


しかし、私からもバトンに言ってやりたい。

これもレースの一部なんじゃないか?と。


もしクラッシュして無ければスピードを落として曲がれていた範囲でしょうが、

今回のクラッシュの原因は確かに可夢偉であり、

1周目のトラフィック下、コーナースピードが通常より遅くなるとか、

ブレーキングポイントが通常よりも手前になるとかって、

通常良く起こる事を予期していなかった事が問題なのは明らかです。


まぁストレートエンドに急激なup&downがあるとか、

可夢偉にとっては可哀想な部分があるにしても。。。


だとしても、前にスペースがあれば飛び込んで行こうとするのがレースだし、

可夢偉みたいな状況のドライバーは今日明日の結果が求めてられているんだから

そこは理解してやって欲しいものです。


それにそれに!

言っちゃぁ何ですが、バトンさん!

あなたのドライビングスタイルも、モータースポーツの最高峰として如何なんでしょう?


一度、世界中のファンに聞いてみると良いですよ。

バトンが24台走るF1レースと、

可夢偉が24台走るF1レースの

どちらを見たいか?って事を。


どれだけマクラーレン・バトンが速かろうと、バトン24台のF1なんて私は多分見る事はないでしょう。


自分やチームのためにレースをするのは大事ですが、

所詮は観客のためにレースをするshowだと言う事を

あなたは根本的に理解していないのではないでしょうか?


確かにあなたのレースは理性的、戦略的で素晴らしいものだ。

ただ、アロンソやベッテル、そして当然、可夢偉の様なドライバーも居て

レースは魅力的なものになっていると言う事を否定するのはおかしいってものじゃないでしょうか?


1年間の半分を1周目のクラッシュしているグロージャンと一緒にするのはおかしいし、

この1戦をノーポイントで終わっても

何にも立場の変わらないあなたと一緒に考えられても困るんです。


そして、可夢偉!

今回はやらかしてしまったけれど、それでも私はペースを落として欲しくない。


目指すのは表彰台のど真ん中!

君は決して無謀なドライバーなんかじゃない。真のレーサーだよ。

誰に何を言われても、決して君だけは変わらないで欲しい!




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