2009年12月02日
PS3用ゲーム 3Dドットゲームヒーローズ
PS3用ゲーム 3Dドットゲームヒーローズ をとりあえずエンディングまでプレイしたので、
感想を書きたいと思います。
まず、このゲームで新鮮なのは、その名前の通り、「ドット」の様な、
小さなキューブポリゴンで構成された、キャラやマップ・背景たち。
ゲーム冒頭にもそういうシーンは出てくるのだが、
初期ファミコンのゲームのドット画を、そのまんま3Dポリゴンに立ち上げた様な
画の造りに、思わず、「かわいい」と声が出てしまう。
さらにチルトシフトレンズを使った様なフォーカスの合わせ方をしているので、
画面内をレゴブロックのオモチャが走り回っている様に見えて、
さらに可愛さ、レトロなキャラデザインなのに妙な新鮮さを感じさせる。
しかし、非常に残念な事に、ゲームの内容は、ゼルダの伝説そのまんまだ。
しかも、一番初期、ディスクシステムのゼルダ。
まぁ細かな部分を言えば、この初期のファミコンからゲームをやっている世代の人、
世間で言うアラフォー世代の人間には、「ニヤリ」と笑える様な、
ネタがアチラこちらに散りばめられているが、
ゲームの本質的な面白さには、何も関係ない。
それどころか、粗いゲーム作りの部分が多く目につく。
ゲームを盛り上げるアイデア的な内容で言えば、
近年発売されてる、DS用ゼルダの足元にも及ばない。
また、バグとまでは言わないが、
〇自分のキャラと壁までの障害物までの距離が密接しているとき
〇斜めからの攻撃に対する、盾と当たり判定の関係
〇攻撃をして、すぐに盾を構えた時の方向修正
などなど、プレイヤーとしては、首を傾げたくなる様な、動作をする部分がある。
まぁ仕様と言えば、仕様なのだろう。
それにしても、今の状態で発売している事には、やはり驚いてしまう。
プロジェクトチーム会議にかけて、
「さぁここから面白い仕掛けを作ろう」
「不親切な操作判定を調整しよう」
という段階を踏まずに発売してしまっているゲームに見えて仕方が無い。
逆に言えば、もうあと2ヶ月でも時間をかければ、
ずっとずっと面白くなる要素があるだけに実に残念だと思う。
と、マイナスな面を書き綴ったが、全く新しい要素があった事を忘れていた。
それは、自分が操作するマイキャラを自由にエディット出来る事。
エディット操作に慣れるまで少し時間はかかるが、
慣れれば、色々と自分のキャラをエディットして、そのキャラクターでゲームを楽しむ事が出来る。
例えば。。。
これが通常の勇者(男)のキャラクターなのだが、
ゲーム中に手に入る武器の中に、「ビームサーベル」と言うのが出てくるので、
それならば、、、 とエディット機能でオリジナル?に作成したのがコチラ
白いモビルスーツだw
ちょっと分かりにくいですが、実際のゲーム中で使用するとこんな感じ
ビームサーベルを振り回したり、、、
ビームライフル?を打ってみたりw
まぁこれはちょっと面白かったですね。
ちなみに、発売元フロムソフトウェアの公式サイトからは、
沢山のキャラクターデータがダウンロード出来るので、
自分で作らなくても、ダウンロードして入れ替えてみるだけで、楽しめるかもしれません。
あと、最弱ライフ1のスペランカーモードがあったり、色々なサブイベントがあったりも
する訳ですが、エディットモード含めても、
残念なゲームデザイン本質を覆すほどのものではありません。
さて、総合評価ですが、、、
今までは、10点満点評価でやってきましたが、
このご時世なので、リアルに円換算でやってみたいと思いますw
という訳で、
「3Dドットゲームヒーローズ」定価6800円
私の感想としては、2800円なら満足出来ます。
コチラの画像から、楽天ショップでの検索結果にリンクさせています。
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