浜岡原発停止要請に思う事 :あれもこれも興味ありますねん！

浜岡原発停止要請に思う事

浜岡原発の停止を管首相が要請した事が色々が議論を呼んでいる様ですが、

個人的には初めて支持をしてあげたい行動だったと思います。

管さんが首相になってから、納得できない事尽くめでしたが、

今回の事だけは一人の国民として同意出来る話の内容です。

私は地震とか地質とかに詳しい訳でもなく、偉そうな事は言えませんが

単純な疑問の様に感じるのが、何故、太平洋側に原発があるのか？と言う事です。

日本国内ならば、どこに建設をしても地震の危機にさらされる事は必至なのですが、

大陸プレートの関係から、津波の危険にさらされる可能性が高いのは、

素人考えでは、どう考えても太平洋側であって、

それを考えると何故平気で原発を作れるのか理解出来ないのです。

また、今回の様に大変な震災を経験し、

万単位の人命を失い、

それでもなお、浜岡原発を動かし続ける事があっては、

犠牲になった方々に本当に申し訳の立たない事だと考えます。

これだけ科学が進歩し、様々な地震、津波、地質に関する学問がすすんだ現代においても

こんなに多くの犠牲を出したからには、

自然現象、とりわけ地震や津波という事に対する考えや姿勢を改め、また謙虚になって

犠牲者・被災者の方々の分以上に多くの事を学び、

またそれを後世までに受け継いでいかなければ顔向け出来ないでしょう。

それに、多くの支持を受けていない首相であるとは言え、

一国のリーダーからの停止要請を受け、すでに何十時間もの時間が経過している今現在でも

原発を停止しない民間企業という存在にも理解しがたいものを感じます。

この様に国の要請にも動じない団体が存在出来る様な仕組みが

今回の福島の原発事故を招いた大きな要因なのではないでしょうか？

もちろん、原発を停止する事により、我々国民にも負担が増える事は覚悟しております。

暫くは電気代が高くなってしまっても仕方がない事でしょう。

それでも我々日本国民が、自分たちの国に住めなくなってしまうリスクは徹底的に

避けるべきではないでしょうか？

そもそも今回の原発の事故で公になった原発を取り巻く環境・仕組みに関しては、

色々と文句を言いたい事は山ほどありますし、

新聞やネットで見る東電の事故以降の会社としての姿勢、

補償計画・再建計画には微塵も納得出来る部分はありません。

同時に、原発政策に何も疑問を感じず、

ぬくぬくと電気を消費しまくっていた自分のライフスタイルも

大きく反省すべき事だとは思いますが、

とにかく今は浜岡原発を停止すべきだと思います。

東日本の復興には経済の好転化が必至であり、

原発の停止がそれに水を差す事になるとは理解しておりますが、

住む場所をなくしてしまっては元も子もありませんから。。。