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最近すごく驚いた事

ういえば、少し前に関西ローカル” ちちんぷいぷい ”と言う番組で

凄く興味深い事が解説されており、すごく驚いたのを思い出しました。

これは是非ブログに書かないと!って思ったのでした。


それは、先月(2012年1月)に広島の刑務所から受刑者が脱走した事件において

非常に興味深いニュースの裏側があるという内容でした。

トリビア的とも言える「へぇーーー」って話です。


すでに多くの方がニュースで聞いている事と思いますが、

受刑者は、刑務所を脱走し、近くの民家の窓格子を壊して侵入した上、

逃走するための衣類などを盗むなど、

空き巣や車上狙いを繰り返しながら逃走していたとみられています。


よって受刑者が犯したとみられる罪は以下の通りです。

◯単純逃走罪(刑務所から逃走した罪)

◯建造物損壊罪(民家の窓格子を壊した罪)

◯住居侵入罪(住人の許可なく住居に押し入った罪)

◯窃盗罪(衣類等を盗んだ罪)

◯器物損壊剤(他人の所有物を壊した罪)

では、ここで問題です。

これらの罪を重い順に並べるとどうなるでしょう?

 ↓

 ↓

 ↓

ヒント 前フリ通り、やはり驚くべき答えですよ^^

 ↓

 ↓

 ↓

答えはこの様になります。

量刑の重い順に

◯窃盗罪(衣類等を盗んだ罪)
10年以下の懲役または50万円以下の罰金

◯建造物損壊罪(民家の窓格子を壊した罪)
5年以下の懲役

◯器物損壊剤(他人の所有物を壊した罪)
3年以下の懲役または30万円以下の罰金

◯住居侵入罪(住人の許可なく住居に押し入った罪)
3年以下の懲役または10万円以下の罰金

◯単純逃走罪(刑務所から逃走した罪)
1年以下の懲役


どうでしょうか?

上の順番付けは、一部が罰金刑で済む事も有り、

単純に順番がつけられるものではありません。

それでも懲役量刑だけで言えば、

刑務所から逃走した罪が一番軽いと言うのは驚きではありませんか?




何でも「期待可能性」と言うものが大きく関わってくるそうなのですが、

簡単に言えば、

罪を犯して逃走する犯人が自分の指紋を拭き取ったり証拠を隠滅する行為は

犯人ならば当然する行為であって、”そうしない事を望むのが難しい”と判断されるのだそうで、

刑務所に入れられている受刑者が逃走しようと思うのはあり得る事とされ、

罪は軽いんだそうです。

もっと言えばドイツでは罪にすらならないらしいです。


すいません。当然私は専門家ではないので、表現等が間違っていれば許して下さい。


それしてもドラマや映画の影響なんでしょうかね?

もの凄く罪の重い行為だってイメージはなかったですか??


逆に法治国家において、他人の物を盗んだり、壊したり、他人に脅威を与える行為は

凄く罪が重いと言う事の様で、そう言われれば当然そうであって欲しいのですが、

イメージとのギャップがあって、上の様な順番には驚いてしまう訳ですね。


驚くと共に非常にトリビア的なお話でした。



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