この看板を見ると「なるほど、こう言うのか」と思われる方が多いかもしれません。
が、日本で英語を学んでいると殆ど見聞きする機会がない表現ではないでしょうか?
私も二十ウン年前にイギリスで運転免許を取った(筈)なのですが、恥ずかしながらトロントに来るまでこの表現は知りませんでした。(調べてみると北アメリカ大陸で専ら使われる表現のようです。)
"Yield"という動詞は(...を)「生み出す」「生産する」という意味で使われることが多い動詞ですが、ここでは「道を譲る」という意味で使われています。
"Yield"には「(議論で)相手の主張を受け入れる」とか「相手の要求を受け入れる」という意味もあるのですが、ここから転じて「道を譲る」という意味になるのですね。
他に知っておくとよい言葉は
"Turning traffic" 右左折する車両
"Pedestrians" 歩行者
ですので、
"Turning traffic must yield to pedestrians" は
「右左折する車両は歩行者の通行を優先しなければなりません。」
となります。
近所の公園にも似たような表現の看板がありました。
ここは自転車を乗り入れても良い公園です。
"Cyclists yield to pedestrians"
もう意味はおわかりですね。
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タグ: トロント,Toronto,英語