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2018年10月17日
French as a Second Language - Early French Immersion and Junior Extended French
「第2言語としてのフランス語」
カナダは英語とフランス語の二つの言語が公用語になっています。
スーパーで買う食料品には英語とフランス語が併記されていますし、公務員をはじめとして公的な色彩が強い職業に就くには英仏二ヶ国語に堪能であることが求められます。
トロントの公立小学校(正確に言いますと、TDSB [Toronto District School Board]が運営するpublic schools)には、家庭でフランス語を使わない子供を対象にしたフランス語を早期から教えるプログラムがあります。10月末からこのプログラムの申し込みが始まるのでこのような掲示が出ているのですね。
さて、この第2言語としてのフランス語プログラムですが、"Early French Immersion"と"Extended French Programs"の二つのコースがあります。どちらも自由選択で申し込めるコースですが、全ての学校で受けられるわけではなく、住む地域によっては少し離れた学校まで通わなければなりません。
"Early French Immersion"(「早期からどっぷりフランス語漬け」というような意味でしょうか笑)はSK (Senior kindergarten)から始まり、Grade 3までは殆どの授業がフランス語で行われます。Grade 4からようやく英語の授業が始まり、Grade 6からはフランス語と英語が半分ずつになります。
一方、"Junior Extended French"はGrade 4で始まり、学校の授業の半分ほどをフランス語で受けることになります。フランス語・仏文学、社会科、芸術の授業はフランス語で、英語・英文学、数学、サイエンスの授業は英語で受けます。
このような教育は最もカナダらしいところの一つですね。
わが家の子供は英語を覚えるのに精一杯でとてもフランス語をやる余裕はないのですが、、、。
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