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あんたの頭の上には
そういう言葉がたくさんあって、
常にあんたを
見張ってるってわけか。
前巻のは こちら 。
今巻は覚せい剤と万引きの人が仲間になりました(?)。実際何人くらい担当するもんなんでしょうね。佳代さん10年くらいは余裕で付き合ってく覚悟があるみたいな感じだった気がするんですけど、このペースで増えてたら無理でしょ…。
表紙の人は覚せい剤の多実子さんです。良いキャラなんだけどちょっと惜しい、と言う感じかなー。何かこういう感じの「えー、何でそうなっちゃうの…」みたいな人、時々いらっしゃいますよね。
でももっとこうホント思いもよらない感じに「えー、なにそれ」って実際にはなるし、そういう可能性を秘めてる(?)人だと思うんだけどなー。ちょっと不穏な感じに今巻は引けているので次巻に期待でしょうか。これは何の期待何だろうか。あなたたち、みんな不幸になってしまえばいい、とかそういうあれかしら。疲れていると心も狭くなる。
もう一人の万引き常習犯はおばあさんでした。80歳。私はそれほど高齢者の方と交流する機会がないので、めんどくさい高齢者にはあんまり遭遇したことは無いですかねー。話ではよく聞くんだけど。
で、このおばあさんもめんどくさそうですねー。ここまでなるともう変わらないんじゃないってちょっと思っちゃいます。人はいつから始めることができるのか、というより、人はいつまで始めることができるのか、そんなことを思いますね。
さて引き続き面白いです。前科者も、それを支える保護司も、全く完全ではない人であり、そういう人たちが偶然こうやって出会う、ただそれだけで色々な想像が膨らみます。
次巻を楽しみに待ちたいと思います。
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