2022年12月13日付の記事
タイトル:カルダノが再びレースをリード、ADA価格にも好影響か
●先週、GitHubの開発活動が最も活発なブロックチェーンネットワークとしてカルダノが浮上した。
●カルダノのエコシステムは、ローンチに向けて列をなすプロジェクトへの期待で燃え上がっている。
主要なプルーフ・オブ・ステークブロックチェーンであるカルダノは、コミュニティメンバーがエコシステム内のいくつかのプロジェクトのローンチを待ち望むなか、またしても、最も開発活動が活発なネットワークとして浮上した。
カルダノのGitHubでの週毎の開発活動は、Polkadot/Kusama、Cosmos、そして、イーサリアムをも上回った。ネットワークコードリポジトリのデータでは、SantimentによるツイッターボットProofGitHubのデータが指摘しているとおり、490件の重要なサブミッションが示されている。
カルダノは今月、一貫して最も活発に開発されたチェーンである。また、今月初めにも、Santimentはカルダノが11月に最も活発に開発されたネットワークであることを認めている。
カルダノのGitHub上の開発者の活動は、ネットワークが9月にVasilハードフォークを完了し、ネットワーク上に構築されているプロジェクトによって長い間待たれていたカルダノ改善提案(CIP)の導入数が増えた後に急増している。
ADAの未来は明るい
そのアップグレード以降、いくつかの分散型アプリケーション(dApps)がローンチしたり、ローンチ日を発表したりしている。カルダノコミュニティがかなり盛り上がっているプロジェクトは、Optim Finance分散型取引所、アルゴリズム型ステーブルコインのDjedとDjedPay、eUTXOベースのクロスチェーン分散型取引所Spectrum Financeなどである。
Optim Financeはすでに、今月初めにメインネット上でSPO Liquidity Bonds(SPO流動性債券)というプロダクトをローンチしており、来月初め、ほかにもStrategy Vaults、Real World Asset (RWA) vault、CDO(債務担保証券)を管理するStructured Productsなどの製品を展開することになっている。
(Vault:複数のスマートコントラクトによって構成される金庫のようなもの)
Djedの開発元であるCOTIは、2023年1月にこのステーブルコインをローンチすることを発表している。求められてきたボラティリティからの安全な避難所として機能し、オンチェーンでのリザーブ証明を備えることになるこのステーブルコインは、これまでCOTIが提携してきた40以上ものDEXに統合され、登場する予定だ。
一方、Spectrum Financeの開発者は、ある最新情報で、ローンチの日付は示さなかったものの、このDEXはメインネットの立ち上げに向けて、73%準備が整っていると言っていた。ネイティブのSPFトークンとErgoブロックチェーン上でのイールドファーミング製品のローンチにさらに近づいている。
このような主要プロジェクトやカルダノをベースにした600件以上もの相互依存プロジェクトの立ち上げは、カルダノのネイティブトークンであるADAの価格に著しく好影響を及ぼし、新たな価格水準に上昇する可能性がある。
本記事発表時点で、このトークンは0.30ドル前後で取引されており、過去24時間で0.30%上昇している。この価格は、1年以上前に到達した史上最高値の3.08ドルから90.1%下落しているが、ADAの信奉者たちは、採用率の上昇によってこの価格水準を回復できると楽観視している。
【引用元】
Cardano leads the race again – Will ADA hit $5
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