後半のパート2は コチラ をご覧ください。
タイトル： カルダノはカスタムビルドサイドチェーンとツールキットで10億ドル規模の企業や投資家を惹きつけることを目指す
●サイドチェーンの作成者は、ツールキットを使って、メインチェーンのセキュリティを失わずに、コンセンサスメカニズムやその他のカスタム機能をカスタマイズすることができる。
●このニュースを受け、興奮した1人のメンバーが2020年から2021年にかけてETHが見せた価格の高騰と同じように、ネットワークのネイティブトークンの価格が大暴騰すると見込んでいる。
今月末、カルダノのエコシステムを支える開発会社、Input-Output Global（IOG）のチームは、ソフトウェアツールキットの発表を予定している。このツールキットを使用すれば、開発者はカルダノネットワーク上でパーソナライズされたサイドチェーンを作成し、エコシステムを強化することができる。木曜日、IOGチームは、Twitterでこのニュースを発表し、このツールキットの公式技術文書も添付した。
IOHKのツイート
「カルダノサイドチェーンツールキットは、IO ScotFestで試演したものですが、最初のイテレーションがリリースされたことをお知らせします。
このエキサイティングな新しいプロジェクトについて、詳しくご紹介します。」
ブログ記事
ブログ（日本語訳）
メインネットを盛り上げる
一方、IOGの開発者らは、このツールキットを使って、EVM互換のサイドチェーン公開テストネットを用いて概念実証を実施したことを明らかにした。さらに、開発者らは監査が完了すれば、複数のテストチェーン間でトークンを転送し、dAppsやスマートコントラクトのローンチも可能であると述べた。今回の発表によれば、このほかアプリに特化したツールキットの機能として、サイドチェーン作成者はこれを使って好みのコンセンサスメカニズムを決定することができる。
サイドチェーンは、親ブロックチェーンとも呼ばれるメインネットと並行して動作する独立したブロックチェーンである。親ブロックチェーンは通常、セキュリティと分散化に重点を置くが、スケーラビリティを加えて親ブロックチェーンを向上させるのがサイドチェーンなのだ。
IOGは、この新しい開発によって、長期的には複数のカルダノサイドチェーンやパートナーチェーンの立ち上げをはじめとするカルダノネットワークの大量採用につながると考えている。一方、カルダノの創設者、チャールズ・ホスキンソン氏は、ソラナをカルダノの「パートナーチェーン」のひとつにしたいと考えている。ホスキンソン氏は先月のAMAセッションでこのことを明らかにした。
同氏によれば、この2つのブロックチェーンは、いくつかの相互利益を享受できるという。たとえば、ソラナはカルダノのセキュリティとインフラを活用することができ、カルダノはソラナネットワークの速度を利用して利益を得ることができるというのだ。
カルダノエコシステムが興奮に沸き立つ
カルダノコミュニティのメンバーらは、このニュースに喜びを表している。ある興奮したメンバーは、2020年から2021年にかけてETHが見せた価格上昇のように、ネットワークのネイティブトークンが大きな価格高騰を起こすのではないかと言っている。その期間は、ユーティリティトークンやレイヤー2サイドチェーンのローンチがいくつかあった時期だ。
Cardano Hieronymusさんのツイート
「2023年は、カルダノサイドチェーンの年です。
- ミッドナイトプライバシーサイドチェーン
- サイドチェーンツールキットEVM対応
- Milkomeda、初のカルダノサイドチェーン
- ほかにももっとあります。
イーサリアムでサイドチェーンやトークンを構築しはじめた時期に起きたことを思い起こせば、それは10倍にもなりますよ。」
また、別の興奮したメンバーは、ツールキットのローンチとデプロイによって、今後数カ月でカルダノサイドチェインの利用が拡大するだろうと述べた。
nicoarq@NicoArquerosさんのツイート
「@InputOutputHKが素晴らしい動きを見せてくれました。
これによって、カルダノのサイドチェーンの用途が広がり、ミスリルやステートプルーフの使用へと進化すれば、良い戦略になります。
@Milkomeda_comのコアな貢献者として、私たちがリードし続け、できれば他の人たちの参加をサポートしたいです。」
一方、IOGチームは、ツールキットは完璧なソリューションではなく、ツールキットのセキュリティモデル、ブリッジエクスペリエンス、SPOの報酬メカニズムなど、改善が必要な領域に取り組んでいくと述べた。しかし、チームは、コミュニティからのフィードバックやコラボレーションによって、このような追加的作業をしていくつもりであると言っている。
カルダノは、ネットワークのロードマップに基いて、サイドチェーンを強化するためにパラレル会計方式のローンチを予定している。このローンチは、カルダノネットワークの相互運用性を促進するため、Bashoフェーズのアップデートの一環となる。このツールキットは、IOGがカルダノのために開発した2つ目のサイドチェーンソリューションである。
最初は基本的なイーサリアム仮想マシンのサイドチェーンで、これは2022年7月にローンチしている。この数カ月で、カルダノネットワークにはいくつかの改良が加えられている。昨年9月、このプロトコルがVasilアップグレードを実施し、dAppsをさらに安価なコストで実行できるようにし、スマートコントラクトの展開を強化した。
本稿執筆時点では、カルダノのネイティブトークンは0.3324ドルで取引されており、過去7日間で23.4％上昇している。
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【引用元】 Cardano set to attract billion-$-companies and investors with custom built sidechains and toolkit
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