結構多いのが
「キャロライナ・リーパー」 「育て方」 「世界一辛い」
という一連の…
本気ですか
… 「とんがらし芥川」 さんでも 苗は販売してますが。
だがしかし
かの「芥川さん」をして 辛味の安定に苦労されているご様子
そもそも海外種は 日本の湿度の高い暑さに弱い & 雨に弱い
土地が変わってストレスを与えられるとトウガラシはどうなるか
前にも書きましたが
参考→ 「世界一辛いトウガラシ」
ストレス → 甘くなる
「●×種苗など大手メーカーが 国内用に安定品種として作り出した苗なら
ある程度安心して育てられる」と
種苗会社の方がいうておられました。
ジョロキアは 現在ホームセンターでさまざま出回っております。
(店主も植えました〜♪)
以下ジョロキアの育て方に関してのお話です。
カロライナリーパーが 出回るようになった際にも参考になるらしいので
書き添えます。
果実が実るのが夏〜晩秋と長い為
ジョロキアのために 「ハウスを作る!」 という決心の無い方は
鉢植えで室内管理する方が よりベターな結果を得られるそうです。
(店主は畑に直接植えましたけどね)
多年木なので
上手く管理できれば次の年も収穫が望める可能性があります
日光にはタップリと当てて
その際 水は過保護に与えず
多少乾かし気味に育てる方が よい結果を得られるそうです。
たんねんに 面倒を見て果肉を見ることができれば
畑で作ったものよりは小ぶりで 辛味も落ちますが
ぽってりとした外見と みずみずしさが
美しいインテリアに・・・・・・
「オレはインテリアが欲しいんじゃねぇぇっ あの熱さ・辛さを
求めて作りたいんだっっ」
けだし最もな話であります (なんで「オレ」)
そもそも。
…元もとが そんなの目じゃないぜっ というスコビル値を持った
ジョロキアです
そら 『ナーガ・バイパー』 だの 『トリニダード・スコーピオン』
だのに 比べれば ずっと落ちますけれども
齧(かじ)ってみて
「ふーーむ、確かにちょっと違う……」
と 確かめられる人がいたら 逆に凄いと思います。
だいぶ 違いますが
魚沼産「かぐらなんばん」 もね
辛いんですよ
はるか昔 ピーマンと間違えて(そっくりなんです)
まな板で刻んで エラいことになった 経験値を持つ店主です
手が 火ぶくれになりました。
(現在はだいぶ品種改良されたのか、店主の子供の頃よりは随分
辛味も優しくなりましたよ)
この「かぐらなんばん」も
スコビルなレベルで云ったら 『駆け出しの職人』 程度のもんですよね
いわばレベル2程度の。
レベル200まではいかないが 100は軽く振り切るね、という
ジョロキアです
特に輸入サイトから タネ買って育てるぜっ
という方
参考までに
アメリカで家庭菜園で栽培している友人が教えてくれました。
収穫時
実が 手に触れただけでも 「痛い」そうです。
手袋も 軍手レベルでは 危険だそうです。
防護マスクをした上で 全身すきの間無いつなぎに身を包んで
汗まみれになって収穫するそうです。
ジョロキアの発している「ガス」のせいではないか、と
もはや 植物の話なんだか危険物の話なんだかわからないような
話になりましたとです
上手く育ったら 「身の危険レベル」 ということですね
ほどよく厳しく育てれば
辛くないジョロキアが育つ可能性もありますが
枯れたら切ないしね。
かのトウガラシ栽培に命をかけた オーストラリアのデライト兄弟
彼らの農場のトウガラシは
常に心地よい音楽を流された農場で
たっぷりの特製肥料をあたえられてのびのび育つそうです。
(だからたたき出すスコビル値もハンパじゃない)
ちなみに
国内産で程よく中和されている(らしい) ジョロキアでも
素手で収穫することは厳禁となっております。
育ててどうするか、という時に
これで 「一味を作る」 「ラー油」を作る
という人が案外多いです
人の欲望って 底なしなんですね。
遺書でも書いてからラー油作りですか
(店主がコレを狙っております。旦那には内緒で。)( おい )
「自然に優しい防虫剤を作る」
・・・優しいかな〜
アレッ なんか、こう
…ココまでのムチャ振りはひょっとして
…店主の話ですか
そうなんです。
わかっていて 育ててみたいんですよ
辛いもの好きなアナタならきっと 解ってくださいますよね?
店主自体のスコビル値耐性は てんで低いのに関わらず
素人のクセに手を出す愚かを 笑ってください〜
わはははははははははは
ホントに笑うなんて・・・
店主が リーパーを立派に育てられるようなレベルになったら
きっと
もっと身近に犠牲者を出せるように 布教したいと思いますので
それまでは
「とんがらし芥川」 さんもしくは
海外サイトのトウガラシブログでも 眺めて
己を保っていただきたく
(余計なお世話じゃ、と 店主の野生は叫んでおります)
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