埼玉の熊谷まで献血に行こうかなと思ってたんですが、熊谷が歴代日本最高温度の41.1℃を叩き出したとのコトで行くの諦めました。
自分、比較的寒さには強くても暑さには弱いんです。
というワケで現在横浜の伊勢佐木あたりに潜伏しています。
今回の宿は2000円以下に拘らずに、かねてから宿泊したいリストに入っていた ビジネスインニューシティーを選択しました。
ここからビジネスインニューシティーが最安で予約できます
今回は3000円だったのでこのブログでは 高級宿にカテゴライズされるカプセルホテルでしたけどね...。
ちなみにビジネスインニューシティーに何故興味があるかというと、 痛カプ とか色んな種類のキワモノのカプセルを前面に押し出してるカプセルホテルだからなんですよ。
公式Webサイト にも痛カプ(アニメ装飾が凄すぎて、見ていて痛々しいカプセル)というのを存分にアピールしています。
それにしても痛カプ、っていったらカプセルを提供する側があえて「痛い」というコンセプトを掲げているところに自分でソレを痛いと認識している人 (痛者)が真向から受け入れて泊まりに来る、てコトなんでしょうけど...。
痛カプではなくて萌えカプとかアニカプとかもっと具現化した名前だとそういう趣味としてまだ受け止められるんですが、痛いカプセルと自ら揶揄しているところにのこのこと「自分の趣味、痛いですから!へへっ」といってオープンマインドで現れる痛者、という図式がなんというかコミカルというか。
「痛〇〇」と掲げるコトでそういったニッチな需要を拾っていくという、まさに 痛者ホイホイみたいな。
日本の未来が危ぶまれます...。
一体ここではどんな痛い世界が広がっているんでしょうか!?
というワケで、潜入してきました、痛カプ!! もといペインホーカプスール!
外観
外観は至って普通のカプセルホテルの佇まいです。
ただ提携してるのかコバンザメ商法なのか何なのかは知らないですが アニソンカフェ・すた〜ず という怪しげなカフェがホテルの横にある以外は。
以前泊まった同じようなコンセプト宿の アストロステーション は痛カプしかないんで宿泊客はそれ目的でやってくる 目的来客だったんで分かりやすかった(?)んですが、ここは普通のカプセルとかサウナなんかを目的としている人もいるんで人種が様々です。
てかこのカプセルホテルでは人生追い詰められた感があって悲壮感漂う人が結構多いような気が...。
入口
受付で予約している旨を伝えてチェックインしたらロッカーの鍵を渡されます。
特に「痛カプのご予約で宜しかったでしょうか?」的な確認はなかったんですが、カプセル番号からは自分が痛カプを予約しているコトは受付のお姉さんにはバレバレです。
何か突っ込んでくれた方が「いやぁ、ブログのために潜入調査をしてまして〜」とか言い訳が出来るんですが、無言のまま事務的にチェックイン手続きされると、自分が凄く痛い人のように内心思われててデリケートな部分、いわんや腫れ物には触らないでおこう的な扱いをされてるんじゃないかと思うと変な恥辱プレイを受けているような気分になります。
さてメインイベントの痛カプのレビューなんですが、その前にこのホテルの施設・ファシリティの紹介をしようと思います。
館内はちょっと昭和の感じで年季が入っています。
ここに痛カプとかコンセプトカプセルがあるとは到底思えないようなくたびれ具合です。
そしてエレベーターに乗るとむわっとした臭気が襲ってきました...。
最近のおしゃれな進化系カプセルホテルとは程遠い昔ながらのカプセルホテルという感じで、話題性のためにコンセプトカプセルという方向性を打ち出したのが容易に想像出来ます。
折しもホテルの売り上げが落ちてきたところで、社内の戦略会議で誰かが「コンセプト、テーマ別のカプセルとかバズっていいんじゃないでしょうか?」という発言に鶴の一声で「よっしゃ!それで行ってみよう!」と安易に決まってしまったような、そんな気がします。(※あくまでも想像です)
仮眠スペース
ここは健康ランドのようにカプセルホテルに泊まらなくても仮眠スペースでも泊まるコトが出来ます。
おそらく泊まるだけだったらこっちの方が安く上がります。
今回の目的が「痛カプに泊まる」だったんでスルーしましたが。
休憩所
リクライニングシートのある休憩スペースもあるし...
お食事処
お食事処もあります。
コミックスペース
何といっても漫画喫茶並みに コミックが25000冊あるのが圧巻です。
ここは男性専用のカプセルホテル故、男性用コミックしか置いてないのでそれを鑑みると 50000冊蔵書の漫画喫茶、ネットカフェに相当します。
結構な充実度です!
この日は風呂上りに進撃の巨人の最新巻を読了しました。
大浴場&サウナ
内風呂だけですが、大浴場には変わり湯、ジャグジーバス、打たせ湯、水風呂、ミストサウナ、高温サウナがあります。あと垢すりコーナーと。
特筆すべきは床が畳で出来ているのと、シャンプー、ボディソープ類が8種類くらいあるコトです。
自分の好みのシャンプーが選べます。
(そこそこいいヤツも置いてます)
自分は一通り試しましたが、冷感のシャンプーとボディソープが良かったです。
冷感ボディソープを身体に塗りたくってしばらく放置した後、水風呂に入ると低体温症で死にそうなくらいの冷たさが味わえるので酷暑、超暑の日にはお勧めです。
風呂は夜と朝の2回入って、サウナは15分くらいを計4セット入りました。
ロッカー
ロッカーは風呂場にカプセルホテル宿泊者用と外来入浴用があって、カプセルホテル宿泊者用として別途カプセルフロアにもロッカーがあります。
いずれも縦長のロッカー&小さいので大きい荷物は自分のカプセルに携行するかフロントで預けないといけません。
なお、 フロントで預かってもらう場合は200円掛かってしまいます。
ノーマルカプセル
さて肝心のカプセルルームなんですが、コンセプトカプセル(?)以外にも普通のカプセルもあります。
料金に応じて普通のカプセル以外に広めの快眠カプセル、エグゼクティブなプレミアム快眠カプセルがあります。
ちょっと普通のカプセルルームを覗きましたが、何というか 昭和テイスト感満点でした。
花魁カプセル
戦国カプセル
忍者カプセル
コンセプトカプセルのある5階のフロアには花魁、戦国、忍者といった日本の伝統を意識したようなカプセルルームがあります。
外国人がこれを見ると盛り上がりそうです。
いや、盛り上がるかな?
痛カプ
さて、本題の痛カプです。
ここは他のコンセプトカプセルよりカプセル数が多くて本部の気合の入れようが伺えます。
この時に自分しか居なかったんですが、他の誰かがここに居て鉢合わせるとちょっとバツが悪い気がします。
カプセル内部
自分のアサインされたカプセルです。
カプセル毎にキャラの違うシーツが敷かれています。
自分のカプセルの子
フロントではカプセル番号は勝手に決められてたので、どうやら自分で(パネルなんかで)指名するコトが出来ないようです。
何か風俗行って指名料勿体ないからとフリーで入ったような感じだと言えば伝わるでしょうか?
もし気に入らなかったらフロントに「チェンジで」と告げると違うカプセルに移動出来るかもしれません。
ゆうてどこに移動してもおっぱい大き目で普段あり得ないようなコスチュームを着ていてちょっと照れたりはにかんだ感じの女の子キャラですけどね。
カプセル内部からの眺望
昭和時代に創業(多分)のカプセルホテルなんで、アナログテレビのような側ですが、入れ替えられてちゃんと液晶テレビ(地デジ)がインストールされてました。
テレビの前面のパネルが割れてたんですが、おそらくテレビを入れ替えた時に割れたんだと思われます。
このタイプの(昭和時代の)カプセルホテルは何故か大抵 このテレビのガワの前面パネルのネジの部分が割れてます。
そしてテレビのボリュームをマックスまで上げても音声が凄く小さいので何かとストレスが蓄積されます。
抱き枕
痛カプ最大の特徴として抱き枕がオプションで使えます。
フロントでは一切説明なかったんで使えるのかどうかは不明ですがネット情報では使えるみたいです。
まあフロントで「抱き枕はお好きなのをお使いください」と言われても何か微妙ですし、使うというのも何か語弊がありますがね...。
この日はチェックインが3時半と早くて一番乗りだったので女の子(抱き枕)は選び放題でした。
自分の好みの抱き枕をインストール
カプセルに持ち込んで(連れ込んで)みました。
抱き枕2人をインストール
何やったら贅沢に2人と川の字になって寝るコトも可能です。
(※持ち込みはお一人様お一つずつです。多分)
何か危ない アレな人みたいになってきました...。
ていうか カプセル内は狭いし何故か熱がこもってて非常に暑いので抱き枕とか必要ありません。
ロールカーテンを開けているとカプセル内が少し涼しくなるんですが、ロールカーテンを閉め切るとかなり暑くなります。
熱くて寝苦しいです。
自分はロールカーテンを半分開けて足を少し出して寝てました。
傍から見るとこの状態で抱き枕とか抱えて寝てたら本当に アレな人っぽいです。
コンセプトとか抱き枕とか拘る前に カプセル内の空調を何とかして欲しいです。
そんな感じで夜は暑苦しくてよく寝られなかったんですが、朝方は涼しくなって適温になってました。
そして二度寝して起きて気がついたら チェックアウト時間12分過ぎてました...。
ヤベぇ!と思ってソッコーでチェックアウトしたんですが、やはり 延長料金の1080円を請求されました。
ちょっと悔しいので1080円の延長料金で滞在できる最大時間(昼12時)まで居座るコトにして、朝風呂と朝サウナ入って満喫してモト取ったりました!
総評・備考
一回行くと満腹なので多分再訪はありません。
総合評価 3.3
料金 3.0
快適度 3.1
設備 4.7
サービス 2.6
アメニティ ボディソープ(8種類くらい)、シャンプー(8種類くらい)、コンディショナー、貸バスタオル、貸タオル、貸館内着、歯ブラシ、髭剃り
ファシリティ WiFi、トイレ、ドライヤー、共用スペース、仮眠室、リラックスシート、お食事処、エレベーター、漫画(2万5千冊以上)、パソコンx8
ファシリティ(ベッド) ACコンセント、照明、ラジオ、テレビ
サービス お茶、水
セキュリティ 24時間有人フロント、鍵式ロッカー
部屋(ベッド番号) 1545(下段)
料金 3000円
予約 Agoda
宿泊日 2018/7/24
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
外国人:日本人比率 0:35
男:女比率 ∞:0
Web http://www.city-s.co.jp/newcity/
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