全国比を見てもRC(鉄筋コンクリート住宅)は、沖縄が圧倒的に多いですね。
台風も多いし頑丈な鉄筋コンクリート住宅は、沖縄ではスタンダードな住宅になっています。まぁ、一番は米軍の影響が強いんですけどね。
元々は木造ですし、世界遺産の識名園なども木造ですから。
それでも、現在の主流は、コンクリート。ですが、コンクリートは年々値上がりし、まぁ鉄筋コンクリートだけに限らすですね。本土では、一部の富裕層しか建築できないような部類になってきています。
また、土地所有者でなければ建築が難しいくらい高騰しています。
ただ、沖縄にはRC!!という、いつしか定着した考えは今だに無くなりません。
代々沖縄は木造住宅主体ですね、沖縄戦があって、米軍統治下になるまでは。
元々の沖縄は、木造赤瓦の屋根にシーサーがみなさん想像されるんではないでしょうか。
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今では、そういう住宅は歴史的建造物以外あまり見なくなってしまいましたね。
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では、そもそもなんで沖縄にRCが広まっているのか。70年程前の第二次世界大戦まで遡りますが、壊滅的な被害を受けた沖縄は、元々あった多くの木造住宅や山林までもが消失してしまい、木材が簡単に入手できなくなりました。
その時、米軍から無償提供されたのが「規格住宅」。1948年には米軍基地内で初めてコンクリートブロックが建てられ、1958年には基地外にも建築されるようになりました。
これが、沖縄にコンクリート技術が浸透した時期です。
今でその当時の住宅を改装して住む人、そのままの雰囲気を残しカフェや雑貨屋を営む人、利用価値はあります。
私の親世代は、RCでなければ受け入れない、そもそもRC以外選択肢はない方が多いと思います。
今では、県外からもの凄い数の住宅会社が本土より参入してきています。
RCがいい、木造がいいというのは、正直申し上げられません。どちらも良いものです。今の木造住宅も台風などが来ても大きな被害はありません。
まぇ、そもそもが違うので比べれないですよね。
今の沖縄の土地バブルは、異常なものになって来ています。県内の至る所に海外の方が土地を購入しているみたいです。地元のスーパーにも海外のお客様がたくさん買い物をしています。
沖縄は、これから「Hawai」のような道を歩むのでしょうか。現実的に、唯一「Hawai」にしかなかった老舗ホテルの「ハレクラニ」が、地球儀を見てもこんなに小さい沖縄に,ハワイ以外で初めて進出しました。
これからの沖縄は、一気に変わると思います。あっという間にです。
住宅に関しても、RCは減り、木造主体に戻るかもしれません。
時代の流れとともに、それは受け入れて行かなければなりません。
ただ、皆さんに理解して来ただきたいのは、住宅を建築するにあたり、固定概念を捨てて欲しい。いいものを取り入れるようにして欲しいということ。それは、RCでも木造にしても同じことです。
来年、消費税が上がります。住宅に関しては、軽減措置などがあるかもしれませんが、一生に一度の大きな買い物。
今一度、沖縄の歴史背景、全国的な最新の住宅情報も加味しながら検討するようにしたほうが、より良い住宅になるかと思います。
沖縄は、風水等も特殊ですからね!!色々参考・検討することをお勧めします。
今年も残すところあと少しです。最後まで、気を抜かず怪我の無いように、良い年越しができるように今から準備しておきましょう!!