21日午後1時20分ごろ、東京都あきる野市のテーマパーク「東京サマーランド」で、警備員から「お尻を切られて出血している人がいる」と110番通報があった。警視庁によると、19〜24歳の女性客8人が尻などに切り傷を負ったといい、福生署が傷害事件として捜査している。
署などによると、現場はランド内の「コバルトビーチ」と呼ばれる屋内プール。1時間に5〜10分間、人工的に波が出る仕組みで、午後1時の波の中で遊んでいた女性客2人がプールから上がって痛みを感じ、けがに気づいて従業員に伝えたという。さらに、午後2時の波で遊んでいた6人も同様の被害を訴え出たという。
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署の説明では、8人ともけがの程度は軽いが、それぞれ尻や下腹部を水着の上から切られていた。署は何者かが切りつけたとみて、プールの出入り口付近で客らの手荷物検査を実施。不審者は見つかっていないという。
現場はJR秋川駅から南西に約1キロ。サマーランドによると、この日の来場者は約1万人で、コバルトビーチで波が出るときには満員電車のような人混みになっていたという。同ランドは、午後3時以降の波を出すのを中止したが、この日の営業は続けている。
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