リピートFXに向く通貨ペアの動き
それは
短期間に
「同じ所を」
「何度も」
「小幅に」
「行ったり来たり」
「同じ所を」
「何度も」
「小幅に」
「行ったり来たり」
する通貨ペアです。
これに最も当てはまるのはご存知
AUD/NZD ですね。
短期でチャートが鋭角に上下しているこの形は正に理想的です。
(※以下全てのチャート画像はTrading Viewのチャートを拝借しています)
例として別の通貨ペアのチャートを挙げておきますが、こういう形になっているならリピートFXの手法は有効です。
それに対してあまり向いていないのは
長い時間をかけて
「緩やかに一方的な上昇か下降が続き」
「その上下幅が大きく」
「なかなか同じ所に戻って来ない」
「緩やかに一方的な上昇か下降が続き」
「その上下幅が大きく」
「なかなか同じ所に戻って来ない」
通貨ペアです。
リピートFXは何度も注文と決済を繰り返して利益を上げる手法です。
しかし 動きが緩やかであればあるほどその回数は少なくなり利益を上げる機会は減少 します。
1回1回のトラップ幅と決済幅を広くすれば1度の利益は確かに大きくなりますがそれはリピートFXと言っていいのかと最近は疑問に思っています。
それってただのスイングトレードではないでしょうか。
わざわざ「ここからここまで行き来するであろう」と想定しトラップ幅を決めIFD注文を入れる必要性が薄くなります。
ドルストレートは一方的な動きになりやすい
ドルストレートはリピートFXに向いていないという疑念は以前からありました。
きっかけがあれば素直にトレンドがでやすいからです。
当然ですが トレンド相場では何度も注文→決済を繰り返すリピートFXという手法は機能しません 。
手動リピートに移行して以来いくつかのドルストレートを運用してみましたがやってみてやっぱり感触としては良くないと思いました。
組み合わせがどうであれ結局は同じような動きをしていますしいずれも長期戦覚悟、しかも結構なレートの幅を想定しておかないと結構危険ではあると思います。
ここのところUSD/CHFの下落ばかり騒がれていますが他のペアを見ても同じなのでドルストレート全般同じような懸念があると思います。
ドルストレートのチャート↓
正直現状はクロス円が日銀の方針が変わらない為極端なことになっていますが、以前のように金融政策に極端な差が無い状況であればドルストレートよりクロス円の方がリピートFXには向いていると言えます。
ドルストレートとクロス円を外した運用が現状はベター
以前も書きましたがクロス円には今は手を出すべきではありません。
そしてドルストレートはリピートFXという手法が通用しないわけでは無いですが出来れば避けた方が無難だと思います。
手を出すのであれば方向性が出始めたらポジションを取り適度な所で手放すスイングトレードの手法が最も合っているでしょう。
というわけで通貨ペア探しの旅はさらに選択肢が狭くなり終わりが見えなくなってしまいました。
しかしトレンドが素直に出にくいクロスカレンシーで流通量が多く値がとびにくい通貨というと限られてしまいます。
ある程度その辺のリスクは許容した上で通貨ペアを選択しなければ何も取引できるものが無くなってしまいます。
あまり気がすすみませんがEUR/GBPの運用、後は現在テスト中のAUD/CAD、それから一旦停止しているNZD/CHFなどあらゆる可能性を排除せずそれぞれの最適なトラップの仕掛けの考案を続けていきたいと思っています。