短期間でそれなりのボラティリティが欲しい
その後もAUD/CADは高止まりしたままで全く利益を生み出してくれるような動きをしてくれないので、損失は出しましたがこの決断は資金効率の面から考えると現時点では正解だったかと思います。
このまま2通貨ペアでの運用を続けるのも有りだとは思いますが、AUD/NZDは一方的な動きをしやすいのでしばらくポジションを溜め込み決済が発生しない期間が長い傾向があります。
それを補うべく新たに通過ペアの追加を検討しました。
その結果候補に上がったのが EUR/CHF です。
EUR/CHFはボラティリティの高さが魅力
すでにUSD/CHFからは撤退していますが、その理由は一方的に動いた際になかなか元のレートに戻らない事と動かない期間が長いことでした。
「もうリピートFXでスイスフランを取り入れるのは辞めておこうかな」と思っていましたが、EUR/CHFが意外と良いのではないかと思い始めています。
ではUSD/CHFとEUR/CHFのチャートを見比べてみましょう。
※Trading View(みんなのFX)のチャートを拝借しています。
見ていただけるとわかりますが、トレンドの方向こそ同じですが、USD/CHFはトレンドの途中でひと呼吸するような場面があるのに対しEUR/CHFはほぼ一方的に上がって下がるを繰り返しています。
値動きの停滞が少なく大きめのボラティリティは収益機会が多く発生しそうです。
問題はAUD/NZD同様ポジションを一方的に溜め込む期間が長い事でしょう。
証拠金も多く必要ですしある程度値幅を大きめに取りポジションを取りすぎないようにしないと結構危険な通貨ペアだとは思います。
そういったマイナス面はあるものの1往復あたりの利益は大きく破壊力があり魅力的です。
最近は概ね0.94〜0.99あたりをウロウロしておりスイスフラン高の傾向が変わらない限り以前のような1.10以上のレートに向かう可能性は低いでしょう。
1.0を超えるような動きがあった場合は潔く損切し、0.94を下回るような動きが見えたら積極的にポジションを増やすのが効果的ではないかと思います。
スイスフランについてはUSD/CHFの記事で触れていますが、いくらなんでも過大評価な状況ではあるのでレートが下の方にあるなら積極的にリスクを取りにいってもさほど危険だとは思えません。
まだ細かい戦略は決めていませんが、戦略を以下にまとめました。
・NZD/USD同様、様子を見ながらポジションを取る。
・可変トラップ戦略で0.97以上はトラップ幅を広く、Lotは小さくする。
0.95より下の方はLotを上げる。
・買い注文のみ。
・下のレートで持ったポジションは場合によってはスイングトレードに変更しスワップを受け取りながらなるべく利を伸ばす。
・可変トラップ戦略で0.97以上はトラップ幅を広く、Lotは小さくする。
0.95より下の方はLotを上げる。
・買い注文のみ。
・下のレートで持ったポジションは場合によってはスイングトレードに変更しスワップを受け取りながらなるべく利を伸ばす。